「立花聡のコンサルティング業務」カテゴリーアーカイブ

ハノイ到着、ベトナム出張頻度アップへ

 7月23日(日)、移動日。クアラルンプール発のベトナム航空VN680便で、21時過ぎにハノイ・ノイバイ国際空港到着。

 22時30分、定宿のホテル日航ハノイにチェックイン。このホテルはもうあれこれ2年以上使っていると、フロントからベルボーイまでほとんど顔見知り。日系ならではの安心感、ありがたいものだ。

 今回はハノイ2泊だけで上海へ向かうのだが、12月からはベトナム定期出張の頻度を上げ、滞在日数も追加する。おかげさまで、ベトナムは顧客も仕事も順調に増えている。本日24日のハノイ・セミナーも満席開催。

 ベトナムは全体的に上昇気流に乗っている。

上司否定ほど嬉しいことない、部下の成長を喜ぶ

 先日、某顧客の問題解決に私がA案を提出したところ、部下のZさんがB案を出してきた。

 よく見ると、B案はA案に対する修正や補足よりも、本質的にA案を否定するものだった。早速その根拠を読んでみると、1、2、3と演繹的な論証が理路整然と並べられている。私のA案よりも、顧客企業側のリスクがさらに軽減できる提案である。また中国の現状をも十分に折り込んだところが特に頷ける。

 早速顧客企業に再コメントをする――。私のA案よりも部下のZさんのB案の優越性を説明し、B案を推奨したいと、事実上のA案撤回とした。

 部下に否定されるほど嬉しいことはない。上司の不快を買うリスクを背負っての進言、世の中これ以上の忠誠心はあるまい。顧客に対する忠誠心だ。顧客に対する忠誠心はすべてを凌駕する。それが経営者である私の価値観と経営理念に完全合致する。

 B案を読んでいると、A案を明確に否定する表現、特に私は嬉しい。私は欧米企業出身のせいもあって、回りくどい社交辞令よりも、歯切れのよい意思表明を好む。情緒的な形容詞使用よりも、ロジカルな論証を好む。いずれもクリアしたB案の提案意見だった。100点満点。

 ありがとう、Zさん。心から感謝する。

真似だけで失敗する、ベトナムでも繰り返す

 顧客というのは、いろいろある。数千万円を払ってくれる大案件依頼の顧客もいれば、セミナーだけ出てそこで仕入れた内容を元に真似して自らやろうとする顧客もいる。

 これもあれも客で差別するつもりはない。とはいえ、ただ本当に差別がなければ、たくさん払っている顧客には不公平であるから、やはり差別があってしかるべきだ。と、私は常に意識しているのである。そういうことを公言するのとしないのと、それだけの違いだが、やはり言ったほうがよいだろうと最近公言しているのである。

 10があって、10まで言うか、8、あるいは5か6あたりでとめてしまうのか。やはり差がある。これまで5か4あたりまで聞いてすべて聞いたつもりで自らやった会社は何十社もあるが、なかに酷いことになっているのもある。大変痛々しい。

 繰り返し言っている。危険であるから、下手な真似をやめようと。ちょっと聞いただけで、自分の手柄のごとくやって大失敗する会社はすでに複数出ている。これからも出るだろうと、やめた方がよかろう。と叫んでいても、一向に聞く耳を持たないものが多い。

 中国であったように、ベトナムでも失敗する会社はこれから出てくるだろう。知財権というが、やはりこれを尊重しながら、やってもらいたい。資本主義社会というのは、そういうものだ。

2000時間セミナー講演暦、初の受講者「帰れ」コール

 昨日のホーチミン・セミナーで、ちょっとした出来事があった。

 某日系企業の日本人管理職某氏が質問してくる。「われわれの会社では、Aという人事管理のやり方でやってきましたが、それは問題ないんですよね」

 立花 「Aのやり方ですと、○○××の不都合が生じるリスクがありますので、Bのやり方でやればそのような不都合が解消できます」
 某氏 「でも、うちはずっとAのやり方でやってきたし、問題ないはずですよね」
 立花 「私は不都合のリスクを指摘しているだけで、もちろんAかBかその最終判断はお客様次第ですが」
 某氏 「だから、Aのやり方でいいんですよね」
 立花 「いいえ違います。申し上げましたとおり、私はAのやり方がいいとは思っていません」・・・。

 しばらくたつと、不快そうな表情で某氏がまた切り出す。

 某氏 「このセミナーで出てきた○×の話、理解できません。どうして詳しく説明してくれないのですか」
 立花 「ご案内したとおり、今日のセミナーの主題は、○×ではなく、△□でして、テーマから外れることはできません」
 某氏 「それは、理解できていない内容があるんですから、喋ってくれないと困ります」
 立花 「これもご案内したとおり、これはシリーズセミナーですから、○×について、次の開催にぜひ出てください。今日のテーマに関連する部分だけはこうして説明していますが」
 某氏 「シリーズだからこそ、過去の内容をまず冒頭にすべて説明してくれないと、困ります」
 立花 「たとえば12回シリーズで、12回目に過去11回分を全部お話をしたら、12回目を話す時間がないどころか、11回分を全部話す時間も到底足りません。さらに言いますと、全シリーズに出ているお客様もおられますので、毎回毎回過去の内容を蒸し返すわけには行きません」
 某氏 「だから困るんですよ。蒸し返さないんだったら、その旨を明示してくれないと困るんですよ」
 立花 「ご案内には、シリーズ回数とそれぞれの主題を明示しておりますが」
 某氏 「そういう問題じゃないんでしょう。過去回数の内容が分からないと、困るんですよね」
 立花 「もう、お客様、帰ってください。セミナー代金を返金します。すぐ、この場で帰ってください」
 某氏 「そこまで言う。はっ、お客さんを追い出す。そこまで言う」
 立花 「そこまで言います。帰ってください。ここから出て行ってください。このようなお客さんは要りません」

 コンサルタント暦10数年、セミナー総時間数2000時間近く、延べ受講者数1万4000人。受講者に途中退場してもらったことは今回が初めて。

ベトナム業務は拡張期入り、ホーチミン出張と中部回り

 4月26日(水)、移動日。上海浦東発のベトナム航空VN523便はなんと2時間遅れてホーチミンに到着。

 今日から、ホーチミン出張3泊。セミナー1件、相談3件、打ち合わせ会食1件という予定である。2015年秋に始動したベトナム現地法人の業務は、1年半でだいぶ伸びてきた。いよいよ現地事務所の段階的な増員拡張が必要になってきた。

 今年10月の国会承認を予定しているベトナム労働法改正を控え、日系企業の人事労務管理も人件費コストの課題を抱え、変革期に入ろうとしている。中国でのノウハウを最大限に生かし、顧客企業の経営戦略の策定に適正な提案・モデル構築にこれから取り組んでいくつもりだ。

 もう1つの課題は、ベトナム人の中堅育成だ。これも10月に当社独自の研修プログラムをリリースする予定だ。ベトナム業務はますます忙しくなりそうだ。

 今回のホーチミン出張後は、ゴールデンウィーク連休を使って、ベトナム中部のフエを回り、ダナンでの社員旅行で懇親を深める予定になっている。楽しみだ。

悪口毒舌怪物の自己弁解

 先日、ある友人に言われた――。

 「立花さんの悪いところは、人の悪口を言うこと。立花さんの良いところは、当人の前でも後ろでも同じ悪口を言うこと」

 確かにそういう傾向がある。とはいっても、「悪口」は実はいろんな形態がある。事実無根の悪口なら誹謗中傷になるので、訴えられても文句を言えない。一定の事実に基づく批判なら、私からすれば「悪口」の範疇に入らない。

 某顧客の海外現地社長を前に、私は、「あなたは社長に適していません。理由を申し上げましょうか」と言ったら、先方が「もう結構です」と顔を真っ赤にして打ち切った。「聞く耳お持ちでない。やはり適任ではなかったのですね」という私の最後の一言で先方が真っ青になった。

 もちろん、その顧客を私は失った。だが、後悔の気持ちが微塵もない。「それにしても、あなたのような変わり者には、よくも付いてくるお客さんがいるわね」。これは妻が私に与えてくれた最大級の賛辞だ。

 それよりも、こんな変わり者に、よくも我が妻が27年もついてきたなあと、涙が出る。

帰途、機内読書

 3月25日(土)、上海出張最終日兼移動日。早朝6時30分、ホテルをチェックアウト、移動。8時から、上海郊外の松江にある某日系企業で企業幹部研修。12時、研修終了、浦東空港へ移動。

 15時40分、マレーシア航空MH389便クアラルンプール行きが搭乗開始。1週間のベトナム・中国出張が終了。疲れがどっと出て、席に着いて出発を待つ間に深い眠りに落ちた。目が覚めたとき、飛行機がすでに雲の上。

 一睡のおかげですっかり目が覚め、元気を取り戻した。数時間の読書タイムで、次回の研修講義の準備も兼ねて「法哲学」。法律の根本である「なぜ、こうでなければならないのか」を問うもので、いかに分かりやすく説明するか、かなり苦労している。

 法律のみならず、企業の制度も人を律するものである以上また然り。

上昇気流と乱気流、ベトナムは成長する

 ハノイ出張中。昼食の時間以外、スケジュールは夜19:30まで埋まっている。当社現地事務所ベトナム人スタッフの面接もアポの合間を縫って行う。

 ベトナムは上昇気流に乗っていることを実感する。無論上昇気流には多数の乱気流遭遇も避けられない。乱気流を避けながら企業経営の安全飛行をサポートするのが私の仕事。

 頑張ろう。

【人材募集】立花付秘書/補佐・ベトナム人・ハノイ勤務

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【Tuyển dụng nhân sự】Thư ký / phụ tá Hà Nội Office
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 一般公募します。自薦・他薦を問いません。他薦で採用された場合、紹介者に個人的謝礼をいたします。人材紹介会社の推薦も歓迎いたします。シェア拡散大歓迎です。よろしくお願いいたします。履歴書・職歴書送付先:メール

★<秘書職の仕事内容>
  日系企業顧客窓口、総務・財務会計処理、セミナー事務局、
  情報収集・編集・レポート作成補佐、翻訳通訳その他補佐業務

★<条件>
  ● ベトナム人、女性、年齢23~33歳
  ● 勤務地: ベトナム(ハノイ)、ベトナム国内出張、中国・マレーシア・日本その他アジア出張あり。注:試用期間中は上海・クアラルンプール長期研修(合計50~60日間・旅費等会社負担)
  ● 日本語ビジネスレベル
  ● 基本的財務会計処理スキル
  ● 向上心、サバイバル力のある方、長期勤務可能な方(5年以上)
  ● 大卒学歴以上(新卒も可、無経験の場合、早期戦力化必須)
  ● 待遇: 賃金月給 USD500~USD1200(本人スキル・コミットメントできる成果次第)
  ● 休日・福利: 法定祝日・法定福利
  ● 勤務開始日: 即勤務開始

旅と仕事

 2月26日(日)未明上海浦東発のエアアジア便で早朝クアラルンプールに帰還。

 1週間でベトナムと中国を回って、特に後半連日の終日セミナー。かなりきつかった。数日スローペースで仕事をしながら静養したい。

 昨年12月から、この3か月の飛行距離数は6万キロ近く、地球1周半。マレーシアに移住し、職住分離してからは移動が急激に増えた。平均年間15~16万キロの飛行距離は、地球4周の計算だ。加齢とともにいつまでこのペースに堪えられるか、あと10年くらいかな。

 仕事柄、幸いにもネットさえあれば、対面に頼らずに済む場面も増えて来ている。かといって、対面が完全に取って代わられるものではない。人間はやはり社交性動物であるからだ。

 と、3月もまた旅に出る。