日本人よ頭冷やせ、真の高福祉国家とは何か

 先日のデンマーク旅行、深く感銘を受けた事がある。多くの日本人が夢見て、求めている高福祉国家の内実とは何かという課題だ。

 まず、物価。日本の2倍という高物価。ものによってはさらに高いものもたくさんある。日本人は耐えられるのか。

 次に、消費税率は25%。日本は8%から10%になるだけで悲鳴を上げるくらいだから、話にならない。

 そのうえ、税と社会保険。国民負担率68%。いかがですか。

 さらに、超がつく高生産性。3人の仕事を1人でやる。しかも残業なし。そこまで生産性を求められる。杓子定規をどんどん捨てて生産性の極限に挑む。日本人はできるのか。

 それだけではない。デンマークは解雇自由の国。妊娠中の女性以外、基本的に解雇自由。解雇の理由も本人が聞かなければ会社は言う必要なし。正社員の身分保障を求めるとか、そんなことを言ったら天下の笑いもの。

 さらにさらにある。軍事力強化と徴兵制度。どうだ。そんなことを言ったら、日本の政治家ならクビが吹っ飛ぶ。

 世の中は、何事も、Give and Take。一方的に高福祉を求めても、ないものねだり。よく頭を冷やせ、日本人よ。