9月30日急いで出張先の台北から帰馬したのは、コンサートのためだった。
10月1日クアラルンプールで、友人でもあるマエストロ古澤氏の雄姿を拝むことができた。ベートーヴェン7番。ワーグナーいわく「舞踏の聖化」をこれでもかというほど体感させてくれた。
ディオニュソス的なエッセンスが横溢し、全曲クライマックスだった。指揮者としての精神的体力的消耗は半端でない。思わずブラボーを連呼してしまった。
音楽って、本当に素晴らしい。
<写真>マレーシア・フィルハーモニー・オーケストラ(MPO)を指揮する古澤直久氏(出所:orchestra.or.jp)