今週はベトナム出張。12月20日ホーチミン、12月22日ハノイで、「ベトナムにおける人事評価制度の設計と運用実務セミナー」を開催する。
ベトナムの人事労務現場で、賃金問題とセットになっているのが考課評価制度の問題である。日本人よりも横との比較が一般的に行われており、賃金情報もほぼ筒抜けになっているベトナムにおいては、ベトナム人従業員がより不公平感を抱きやすい。それにどう対応するか、どう納得させるかは、日系企業が大変苦労されているところではないだろうか。
多くの従業員が納得するような査定・考課制度の確立と運用、優秀な従業員の定着、職場ムードの改善・・・、多くの課題を抱えながら、いま、何をすれば良いのか。問題の根源を知り、解決の方向性を確認し、手立てを講じる、このようなプロセスに誘導すべく、事例を交えて分かりやすく解説・提案する。
<予定主要内容>
● なぜ日系企業の人事評価がうまく行かないのか?
● 絶対評価と相対評価、ベトナムモードの評価体系
● ベトナムにおける成果主義考課の運用ポイント
● 評価行為における評価基準の設定
● 結果か努力か?「頑張って!」型評価の問題点
● 日本的な「和」とベトナム的な「和」の捉え方
● 「成果学育型制度」と「年功努力型制度」
● 思考力と執行力の評価、協調性とチームワークの評価
● 職位設計と職位記述の考え方と作成ポイント
● ベトナムモードの職能要件の作成ポイント
● 目標設定・管理と査定の実務ポイント
● 業績指標の考え方、間接部門・コストセンターの業績指標
● 評価結果の反映と賃金制度の連動
● 評価者の問題と被評価者の問題
● 究極の評価~評価しない評価
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