長~~い一日、2500キロ飛行しての日帰り広州出張

27167_1早朝広州行きの機内、非常口席は足元が広くて最高だ

 9月25日、日帰り広州出張。A社人事制度立上げ後の定例メンテナンス訪問(広州支店)だった。

 6:30、早朝自宅を出て、虹橋空港へ向かう。前日の夜は、仕事を深夜2時過ぎまでやっていたので、とにかく眠い。車の中で、なんと夢を見てしまった。

 広州行きの上海航空便は空いているようで、めでたく、足元の広い、非常口の座席を確保。次、セキュリティーチェックには長蛇の列。並んでいると、前方の異変に気付く。20代の小柄な小姐が、様子を伺いながら、スッと素早く列に割り込んだ。

 「こらっ、後ろに並んでください」、私は例によってお節介。
 「急いでいるもんで・・・」、小姐が平気な顔で。
 「急いでいるのが、あなただけではありませんよ、みんな急いでますよ」、私が言う。
 「・・・」、小姐が私を睨み付ける。
 「じゃ、私があなたの前に割り込んでもいいんですか」、私が戦術を変えた。
 「えっ?あなた、こんな大男、よくも恥ずかしくないわね」、今度小姐が怒り出す。
 「そう、大男が列に割り込んだら恥ずかしいですよ。けれど、小柄な女なら、恥を知らないのですね」、私が容赦なく攻める。
 「はっ、はっ、はっ」、周りから笑いが沸きあがった。「大男の言った通りですよ、そこの小姐、諦めたら・・・」
 小姐の顔が真っ青に・・・

 マナーの悪い人には、決して黙っていられない。誰も言わないと、次から次へとマナー違反するから、一喝が絶対必要だ。

27167_2ウェスティン広州の広東料理レストラン
27167b_2イーフー麺

 9:15 飛行機は、虹橋空港の管制制限で45分遅れて出発。まあ、打ち合わせは午後だから、とりあえず影響や被害はない。

 11:30 広州白雲空港着。空港からタクシーに乗って、市内へ。

 12:30、ランチ。お昼は少し贅沢に、ウェスティン広州の4階にある静かな広東料理レストランで取る。45分の時間に、食べながらB社の提案書のドラフトを起こす。メニューは、イーフー麺と点心2品(シュウマイとえび餃子)。この類の食べ物は、作業しながらの食事に最適だ。

 13:30、顧客A社広州支店に到着。総経理と従業員2名、合計3名のヒアリング。

 15:00 打ち合わせ終了、タクシーで広州空港へ。渋滞がひどい。のろのろ運転、高速道路に乗るまで一般道路に45分もかかった。

27167_3広州空港内は電気カート(バギー)で搭乗口へ
27167b_3搭乗開始

 16:15 ようやく広州空港到着。チェックインを済ませたら、空港ターミナル地下の美容院で散髪する予定だったが、店内が客でいっぱい、搭乗時間には間に合いそうもないから、散髪を諦める。

 16:35 セキュリティーチェック終了、ファーストクラスのラウンジに行くと、17:30出発予定の上海航空9306便は、上海空港の出発遅延で到着が18時になると通告された。すると、出発は最低でも1時間の遅延で、18:30以降になる。早く言ってよ。散髪ができたのに!髪の毛が延び放題で、そろそろ切らないと・・・

 18:20 ようやく、搭乗開始のアナウンスが入る。

 18:45 上海航空便が予定時刻より1時間15分遅れの出発。今回はエコノミー席が満席だったため、ファーストクラスに乗った。やはり、サービスが違うし、食事もちゃんとしている。メインコースは、4種類もあって、珍しいので、「中華風もちの五目あんかけ」を食べてみた。なかなか悪くない味だった。

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27167b_4上海航空ファーストクラスの機内食、オードブルとメイン料理

 20:40 上海虹橋空港帰着。

 疲れた。一日2500キロも飛んで仕事をするのがやはりしんどい。

<続編>