来年の「すること」「しないこと」、新年度経営方針

 金曜日(12月18日)は、今年最後のセミナーだ。日本国内メンタルヘルスの第一人者である渡部卓先生との共同セミナー「<年末特別企画>業界トップ・オピニオンリーダー2人が語る!2010年は、制度構築とメンタルの両面から中国人事労務を制す!」だ。

 こちらも、定員40名のところ、50名超える申込みがあっての満員開催。今年1年間、大小セミナー開催回数20回、延べ参加者数1000名を超えた。多数のご参加をいただき、心から感謝申し上げる。

 来年のコンサルティング活動について、大きな方向性としては、規模縮小である。マス感覚のコンサルから脱却し、優良顧客と成功事例に絞り込む。限られた時間の価値を最大化する。

 (1)付加価値の引き上げと料金改定・・・顧客数を減らして、優良顧客向けのサービス品質を引き上げ、更なる付加価値の上乗せに努める。当然ながら、コンサルティング料金も引き上げる。特に、もっともコストのかかる個別相談は、現在の1200元/時間から2000元/時間へアップする。

 (2)無料サービスの最小化・・・無料相談は、有料セミナーの付属サービスに限定する。無料セミナーは中止する。プロジェクトの提案・見積り(結構時間がかかる)は有料化する。デフレ時代に逆行する価格政策を実施する。

 (3)中堅人材育成サービスの立上げ・・・日系企業に欠かせない中長期戦略における現地化人材の育成に注力する。

 ここ数年、優良顧客企業が多数現れ、この顧客層のためにもっともっと時間をかけて、丁寧に良い仕事をしたいと考えている。

 新年度に「しない」こともたくさんある。新規開拓を重視しない。会社も拡大しない(人員は10名以上に増やさない)。受注件数を今年以上に増やさない。残業を今年以上に増やさない。

 こんな感じだ・・・