中国経済は大丈夫か、楽観派の3グループ分類

 中国経済について、楽観派と悲観派が分かれている。

 私は、1993年~2003年の10年間は楽観派だった。後半の2004年から今日に至るまでの10年以上は悲観派に転じた。私と正反対の人もいるだろう。いや、正反対よりも、それぞれ10年ペースでズレているだけなのだろう。もしその判断が次の10年の予測だとすれば、少なくとも前半戦は私の勝ちだ。

 さあ、後半戦はどうであろう。ここで議論しても意味がない。次の10年経ってみないと結論が出ない。周りにいる楽観派を見ていると、概ね以下3つのグループに分類できるのではないかと。

 グループ1、言行一致の楽観派。本音も楽観、口先も楽観、行動も楽観という三拍子揃った、首尾一貫、正真正銘の純粋たる楽観派。自分なりの根拠や確信をもった言行一致が立派である。

 グループ2、結果先行の楽観派。中国にビジネスや利益があって、「中国経済がダメになったら困る、だから大丈夫」、結論ありきで楽観論を裏付けるあらゆる根拠を日々拾い上げ、自分にも言い聞かせる。だが、逃げ道はない。

 グループ3、言行不一致の楽観派。楽観論を唱えながらも、着々と中国リスクヘッジのNEXTに手を打っている。最後まで中国での稼ぎを最大化し、なおかつ逃げ道もしっかり確保している確信犯的な頭脳派である。

 さあ、楽観派の皆さん、それぞれどのグループに所属ですか。あっ、そうだ。第4グループもあったのだ。ちょっと書きにくいので、書かないことにした。

コメント: 中国経済は大丈夫か、楽観派の3グループ分類

  1. 拝承。第4グループは概ね察しがつきますが、すこし残念。

  2. それを書かないのはちょっと期待はずれ,オチのない落語みたいで。

    1.  ズルいと思われても、文句を言われても、書かないと判断したら書きませんね。すみません。ブログの読者の期待をすべて満たす義務はありませんので、ご了承ください。

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