気持ち悪い、政治家の「寄り添う」姿

 「国民に寄り添う」。これは天皇陛下のお務めとご姿勢でおられ、大変尊いものである。

 政治家には、軽々と「国民に寄り添う」などと言ってほしくない。政治家の責務は、国家国民全体利益の最大化である。「優しさ」よりも時には「厳しさ」すら求められる。

 国民にとって耳が痛いことを言わなければならないし、国民が嫌がる決断をもしなければならない。故に、政治家の「寄り添う」姿勢がいかに女々しく売名的に見える。