研修受講料の割引交渉、がっかりさせて御免なさい

 中国人とベトナム人の共通点だろうか。

 日系企業顧客の中国人ローカルスタッフやベトナム人ローカルスタッフが担当窓口である場合、当社のセミナーや研修受講料といったわずか数千円や数万円の小額支払いでも、値引き交渉をしてくる人がときどきいる。

 多分割引を勝ち取った時点で、お手柄ということで日本人上司に自慢するだろう。残念ながら、当社は規定の一般料金と顧客優待料金以外、いかなる特別扱いもしない方針である。

 言った顧客に割引をして、言わなかったら正規料金。これほど不公平なことはない。ただ、値引き交渉を無差別に蹴っ飛ばすわけではない。「Give us one reason to discount」。安くする理由をくださいと言うのである。

 先日、「初めて研修に参加しますが、初回割引してもらえませんか」と「初回」を理由にする人がいた。

 「初回割引」という制度、私は大嫌いだ。何十回も何百回も利用してきた常連客よりも初回客を優遇する理由はあるのだろうか。事務局から丁重に断った。最終的にあとから申し込んでくるとは思うが、ただ日本人上司にお手柄披露ができない。そこだけは残念だ。がっかりさせてご免なさい。

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