当社社内では、勤務時間中の「ミニ昼寝」を許可することにした。もちろん、合理的な短時間のリフレッシュだが。
睡魔に襲われての継続業務は、苦痛そのものだけでなく、効率も良くない。だったら、数分間目をつぶったほうがいい。数分だけでも「ミニ昼寝」をすると、気分がすっきりする。私自身も、このような経験がある。
昼休み、ご飯を食べて、少し昼寝をしておくと、午後の仕事が違ってくる。私が昔、日本勤務時代、昼休みの時間に机に顔を伏せて昼寝する習慣があって、後輩たちにも真似されると、部長に文句を言われた――。「ほかの部署は、みんな読書しているのに、うちの部署だけ昼寝するのが、影響が悪い」
午後の仕事の効率を考えても、昼寝したほうがいい。しかも、昼休みの1時間は個人の時間なのに・・・。こういう苦い経験もあった。
いくら「ミニ昼寝」といっても、勤務時間中の「居眠り」は、就業規則上の労働規律違反に当たるので、社内特別運用として、通達した。ちなみに、私は仕事上、顧客企業から居眠り行為の摘発に解決法を求められることがよくあるのだが・・・