渋滞はリスクか?大遅刻の反省と移動時間管理の再検討

 大遅刻。今日午後14時に約束していた浦東陸家嘴のA社の会議だが、40分遅れの大遅刻をやってしまった。

 遅刻したら、何と謝罪すればいいのか。「すみません、渋滞だったので・・・」。今時の上海、渋滞に遭遇しないほうが珍しい。だったら、早く出ればいいじゃないか。当社では市内各区間の移動時間基準が標準化されていて、事務所のある虹橋から浦東陸家嘴金融センターまでは45分とされている。通常、渋滞がなければ15分~20分でも行けるが、渋滞も折り込んでの45分だった。

92293_2延安高架上の大渋滞は何キロも続く

 なんと、今日の渋滞は半端ではなく、雨もあってのことか、延安高架は数キロ詰まって、まったく動かない。結果的にトンネルを含む延安高架上の滞在時間は何と1時間だった。

 標準化は重要だが、状況が刻々と変わっているので、その時その時の変化を折り込まないと大失敗する。重要な会議の場合、道路状況の事前確認を入れる。あるいは、今日のような時間帯のアポなら、いっそうお昼早めに目的地についてから、そこでランチを取るのも一つの方法だ。

 お客様には、「渋滞で遅刻しました」と謝るのがいかに無力か。いや、渋滞のせいではない、自分の時間管理の問題だ。渋滞は一種のリスクか。いや、常態化した渋滞はもはやリスクとは言えないだろう。

 本日のA社の打ち合わせ内容は、労務管理上のリスク管理だった。なんと皮肉なことか。反省中。