実践的課題取り組み・問題解決研修

 企業の経営現場では、各種の問題点が錯綜しています。海外拠点ならば、異文化に起因する「常識」と「非常識」の交差による誤認や誤解、そして制度上や施策上のミスマッチが至るところに散見され、生産性の低下のみならず、労使間の猜疑や不信感をも生み、時間が経つにつれ慢性化や悪性病変が進み、企業の経営基盤を危うくしています。

 問題の解決、もはや一刻を争う喫緊の課題になっている。

 経営コンサルタントにとって、「問題の解決」自体が主たる仕事になっているかのように見えても、実は顧客企業の幹部や従業員に、「問題の解決力」を身につけていただくことに真の意義があるのではないでしょうか。コンサルタント不在でも、企業が自ら問題を発見し、問題を解決する力をもち、「コンサル不要」を目指すことが、コンサルタントの極意です。

<Point 1>現場の問題解決という実体験をもって学習していただきます

 講師のコーチングの下で、企業の経営管理や日常の業務において存在する問題点をいくつか実際に解決していくプロセスを受講生が共有する――。このような実体験をもって、学習機能の活発化によって問題解決の力を身につけていただきます。

<Point 2>周囲を巻き込んで全職場・全社的問題解決のムードを醸成します

 問題の解決は、上司や部下、同僚など職場の多くの人に関わり、影響が及びます。この際全員を巻き込んで、取り組みましょう。周囲の仲間にも、このような問題解決の力を少しでも持っていただきましょう。そして、全職場・全社の組織横断型の問題解決ムードを醸成します。

<Point 3>実践的反復練習で問題解決力の本能化を目指します

 反復練習によって、問題解決の基本的取り組み手順を身につけたうえで、一種の本能として常時機能する状況(サバイバル本能)の形成を目指します。

<Point 4>機能別学科知識の融合運用と効果の「見える化」を目指します

 マネージャーや中堅育成研修プログラムとの並行・前後実施によって、マーケティングや財務、リーダーシップなど各機能別学科の学習との相乗効果が期待されます。単体学科知識が実践的運用で融合し、学習効果の「見える化」が受講生本人の自信につながるだけでなく、上司や部下、同僚にもインパクトを与えます。

<Point 5>「結果を出す」ことで会社の経営改善に貢献します

 実践的な「問題解決」の練習によって、経営現場に実在する問題を解決する研修プログラムですので、会社の経営品質の向上への貢献も期待されます。受講生には、「結果を出す」という信念のもとで、全員巻き込み、実行と成果にコミットさせることが本研修の狙いです。

<問題解決手法>

 ブレーンストーミング、QC7つ道具、ピラミッドストラクチャー、PDCAサイクル、ロジックツリー、MECE(ミッシー)、マインドマップ、デシジョンテーブル、KJ法などの使用を指導します。

<思考回路の形成>

 ゼロベース思考、仮説思考法、演繹法と帰納法、出口からの逆思考法、5W1Hなどを指導し、マネージャーや中堅育成研修プログラムの「ロジカル・シンキング」の実践コースとして位置づけます。

<研修形式>

 講義形式でなく、コーチング形式によって体験学習中心で実践的に学んでいただきます。従業員の特性に合わせ、自律性とモチベーションを整えたうえで、自分自身において納得性の高い学習過程を通じて、高い学習成果と実務活用成果を目指します。


顧客企業様のニーズに応じて、研修内容やクラスを柔軟に調整し、カスタマイズさせていただきます。
詳細のお問い合わせ・ご相談・ご依頼は、エリス・コンサルティング事務局までお願い致します。