【Wedge】働き方改革(12)~「弱者に優しい社会」は日本人全員を弱者にする
S. Tachibana
<前回> 前回まで議論のことを縷々述べてきた。論理的な議論を経て結論を出すと、行動しなければならない。行動して失敗した場合は、誰かが責任を取らされる。責任を取った人は咎められるから、誰もが責任を取り…
続きを読む
続きを読む
【時事解読】東大入学式祝辞、正解なき世界に通用するサバイバル力
S. Tachibana
4月12日に行われた東京大学の入学式の祝辞が、話題を呼んでいる。新入生約3100人を前に祝辞を述べたのは、ジェンダー研究の第一人者で、同大名誉教授の上野千鶴子氏。祝辞の一部を抜粋する――。 「これま…
続きを読む
続きを読む
「毛沢東語録」和訳版雑感、聖典の音楽性・論理性と実用性
S. Tachibana
「毛沢東語録」和訳版を読み終えた。大変丁寧な訳文で、用語もよく吟味され、正確だった。 ただ、中国語原文と比べると、歌唱性あるいは音楽性が欠けている。これはまったく訳者の問題ではない。言語自体の問題…
続きを読む
続きを読む
侍やサラリーマン、日本男児と焼鳥の関係
S. Tachibana
最近はとにかく、焼鳥が好き。何でだろうね、数日食べないと、無性に食べたくなる。焼鳥と焼酎に対する私の愛着は病的だ。フェイスブックに投稿したら、色んなコメントが寄せられた。その中の1つを転載させてもら…
続きを読む
続きを読む
新聞記事は報道責任よりも引用責任か、笑えぬ出来事
S. Tachibana
日本経済新聞の記事をフェイスブックにシェアしたら、その内容に気に食わない某企業経営者(日本人)から抗議が来た――。 「メディアの記事を鵜呑みにするな。その事実を検証するのは、お前の仕事だろう。検証も…
続きを読む
続きを読む
社会契約双務の毀損と民主主義独裁化の自己修復
S. Tachibana
フランス革命。近代民主主義の「啓蒙」という後付け的な礼賛には、絶えずアレルギーを感じている。それは、権利の啓蒙であって、義務の啓蒙になっていないからだ。 キャメロン高原の花(2016年6月14日撮影…
続きを読む
続きを読む
【Wedge】働き方改革(11)~失敗の責任を誰が取るのか、日本企業の落とし穴、「和を以て貴しと為す」の誤解
S. Tachibana
<前回> 日本企業のなかでは、なかなか本気で議論することができない。議論の場を与えられていないというよりも、議論するムードが醸成されていない。議論は「対事型」(What)でなければならない。それが「…
続きを読む
続きを読む
失敗しない投資とは?騙されるとかの水掛け論にならないために
S. Tachibana
投資や物品購入全般に言えることだが、不動産投資を例にとって、情報の非対称性を説明しよう。 「情報の非対称性」とは、市場における各取引主体が保有する情報に差があるときの、その不均等な情報構造である。「…
続きを読む
続きを読む
私たちの苦痛は誰のせいだ?誰だ誰だ誰だ!
S. Tachibana
「私(たち)は苦しんでいる。そしてそれは誰かのせいでなければならないはずだ」 人間は習慣的に自分の苦痛の原因を、その「誰か」という敵、あるいは仮想敵に探し出そうとする。その「敵」が加害者であり、悪…
続きを読む
続きを読む