同調圧力による魂の奴隷化
S. Tachibana
少数派には暗黙のうちに多数派の思想や感情、意見に合わせるよう無形の圧力がかかる。それが一種の社会的規範となった以上、独裁専制統治と変わらない害悪であり、いや、むしろそれ以上の害悪だ。なぜなら、独裁専…
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【Wedge】トランプを読み解く(6)~悪人よりも悪魔を目指すトランプ、毒は猛毒をもって制す
S. Tachibana
<前回> ● 残虐な独裁者を「信じる」と明言するワケ ハノイで行われた米朝首脳会談で、北朝鮮から米国に帰国後死亡した米学生オットー・ワームビアさんの件について、金正恩氏は「事件を知らなかった」と関与…
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事を制して人を制す、「信用」や「信頼」の前提とは?
S. Tachibana
「信用」や「信頼」には、前提がある。 その前提は、「裏切られても怖くない、すでにそれなりの手は打ってある」である。それゆえの、余裕ある「信用」と「信頼」である。 「裏切られたらどうするか」「…
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処罰と昇給のやり方、絶対に抑えておきたいコツとは?
S. Tachibana
マキアヴェッリが「君主論」でこう語っている――。 「要するに、悪しき行為は一気にやってしまわなければならないのだ。そうすれば、それを人々が味わわねばならない期間も短くなり、それによって生ずる憎悪も少…
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【Wedge】トランプを読み解く(5)~米朝決裂をどう見るべきか?不敗の交渉と深遠な謀略
S. Tachibana
<前回> 米朝首脳のハノイ会談が決裂した。ワーキングランチまでキャンセルしての繰り上げ解散はいかにもトランプ流だった。大方の報道は「交渉決裂」「交渉失敗」としているが、果たしてそうなのか。交渉を目的…
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「知は力なり」の偽、知性は意志の奴隷から脱出できるか?
S. Tachibana
「知は力なり」。果たしてそうなのか。 ショーペンハウアーの「知性について」は決して、知性を讃える書ではない。いわく「知は力なり」に懐疑の目線をなげ、知性のメカニズムを解き明かす。 たくさんの知識…
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図利方程式、XYZの変数を折り込んで上手に解こう
S. Tachibana
人間なら誰もが利益がほしい。図利行為は正当であって、非難されるべきではない。ただ、あたかも利益であるかのように見える「利益らしきもの」が目前にあって、それにすぐ手を出すのが果たして賢い図利行為といえ…
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【時事解読】いまと将来、南シナ海の風雲と日本人の安全
S. Tachibana
2月20日(水)、マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)主催の勉強会では、日本大使館・駐マレーシア防衛駐在官の溝上学氏が「南シナ海における中国の活動」と題した講演を行った。所感をまとめてWedg…
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美しい原風景、日本の農耕的出自を強みに持っていこう
S. Tachibana
今の日本でも、基本的に農耕社会の伝統や文化が強く日本人の思考と行動を支配している。 典型的な「個の排除」「同調圧力」「集団行動」「年長者優位」といった現象はほぼ、農耕社会から伝承されているのだ。農…
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