偉大な詩人と最底辺の無頼漢、金子光晴の「自由」とは?
S. Tachibana
<前回> バトゥパハ市内に目立たない壁画街がある。そのなかの1枚が、太平洋戦争中のバトゥパハにおける日本軍と英軍の様子を描いたものだが、説明がマレー語のみで参照資料も少ないことから、残念ながら精確な…
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涙ぐましい自助努力、マレーシア人は美しい
S. Tachibana
最近、平均1か月2回ほど頻繁にマレーシア国内の取材出張兼休暇に出かけている。とはいってもそもそも、コロナによる国境閉鎖で海外へ出られず、国内しか選択肢がないからだ。いままでは自家用車で出かけていたが…
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帰らないことが最善、金子光晴はなぜ放浪の旅から帰れないか?
S. Tachibana
<前回> 「そのバトパハ河にそい、ムアにわたる渡船場のまえの日本人クラブの三階に私は、旅装をとき、しばらく逗留することになった。ゴム園にゆくにも、鉄山を訪ねるにも、ここは重要な足がかりである。山から…
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▶【立花経営塾】第009回~危険は常に傍にある、海外事業要員が狙われている!
S. Tachibana
上は国政を担う政治家から下は海外事業にかかわる企業の経営幹部や駐在員まで、中国ないし広域的海外である種の危険に遭遇している。カネや女、個人差はあるものの、人間の欲望をくすぐること自体がそう難しくない…
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金子光晴の日本料理店構想、美食の都パリで成功するのか?
S. Tachibana
<前回> 私は文学に興味が薄い。詩や小説たる読み物は全く手にしない砂漠の駱駝だ。故に、詩人金子光晴のこともほとんど知らない。バトゥパハにやってきて、「詩人の足跡を追う」類の美辞麗句で如何に飾っても、…
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金子光晴ゆかりの街、センチメントなきセピア色の旅
S. Tachibana
<前回> 9月4日(金)、ジョホール州のバトゥパハ(Batu Pahat)へ車で移動。1泊という短い滞在だが、詩人金子光晴の足跡を追うセピア色の旅である。 バトゥパハ旧日本人クラブ(1925年建造)…
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悪平等をなす偽善、労働生産性なくして日系企業のサバイバルなし
S. Tachibana
「受注減らしても採用するな!賃金は社員自分で決める『断然格差会社』だけ生き残る」 「ある中国企業経営者の悟り~いまは間違っても従業員を採用するな!」 ――中国メディアに掲載された記事の見出し。…
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▶【立花レビュー】2020.09.05~<マレーシア雑談>金子光晴が見たセピア色のマレー物語
S. Tachibana
日本の詩人金子光晴の足跡を辿って戦前のノスタルジックな街ジョホール州のバトゥパハを訪ねる。「セピア色の物語」と題しても、決して文学的な取材ではない。経営コンサルタントの目線で金子の人物像や社会・経済…
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▶【立花レビュー】2020.09.02~日本の「反中国家」への転向(2)~「ファイブ・アイズ」参加は何を意味するか?
S. Tachibana
日本の「反中国家」への転向。前編はその背景、そして日本と東南アジアの関係を解説したが、後編では日本と西側欧米諸国の関係に触れてみよう。欧米といえば、政治的にその代表格は何といっても、「ファイブ・アイ…
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