中国・アジアにおける賃金制度(3)~企業に適する賃金制度とは?
S. Tachibana
<前回> 先進国において経済成長により失業率が上昇するのは、企業が求める労働力の水準が上がり、機械的な労働力ではなくなっているからである。米国の基礎教育は不十分で、基礎教育レベルに達していない人が非…
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中国・アジアにおける賃金制度(2)~年功賃金制
S. Tachibana
<前回> ● 年功賃金制 年功賃金制度は、個人の能力ではなく年功によって従業員間の賃金の区別を確定する方式である。年功とは、年齢、勤務年数、学歴など。その特徴としては次のようなものがある。 (1)…
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中国・アジアにおける賃金制度(1)~能力賃金制
S. Tachibana
中国をモデルとし、ベトナムやアジアにも通用する理論と実務をコンパクトに総括したい。 ● 企業賃金制度設計の2種類の考え方 世界には完全に同じ企業というのは決して存在せず、このため完全に同じ賃金制度…
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形骸化進む、業績考課査定にインセンティブ効果はあるのか?
S. Tachibana
業績考課は近代的人事管理における重要なツールである。業績考課を行うことで従業員の作業効率を上げ、業務を規範化し、積極性を引き出すことで、企業の経営業績を引き上げたいと考えている企業は多い。 実務面…
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在越・在中日系企業になぜ優秀な現地人材が集まらないか?
S. Tachibana
「日本語1級」「ビジネス日本語必須」……。在越・在中日系企業の人材募集は、日本語を必須要件とするケースが多い。一方、ベトナムでは空前の日本語ブーム(中国もそういう時代があったが)。一見、日系企業にと…
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「雑務やらされて学べるものはない」、学び方を知らない人たち
S. Tachibana
採用面接は面白い。 立花 「あなたは、前職を辞めた理由は?」 応募者「学べるものがないし、雑務ばっかりやらされるし、チャンスにも恵まれませんでした」 立花 「なるほど。では、当社に応募する理由…
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ポスト・コロナの日本、戻れない昨日と見えない明日
S. Tachibana
日本国内では、自粛解禁すれば、消費が戻り、経済が生き返る。と、考える人が多いようだが、果たしてそうなるのか。 外食産業や観光業の「リベンジ消費」に限って言えば、一時的に盛り上がるだろう。抑圧された…
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【Q&A】旧態依然の労務管理はテレワークを阻害する
S. Tachibana
【質問】 社員の自立・自律、まさにプロフェッショナル化への移行です。しかし、会社には依然として、オールドスタイルを好む上位職制が存在します。つまり、「労務管理」です。これは、まさに「テレワーク」を阻…
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人事労務と経営(20)~「同一労働同一賃金」VS「終身雇用制度」、「職務」VS「職能」
S. Tachibana
<前回> 「同一労働同一賃金」が盛んに叫ばれている。「Equal pay for equal work」という英語が当てられているが、必ずしも正確ではない。正しくは「Equal pay for eq…
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