【時事解読】ねたみと嫉妬が国家を滅ぼす、ルサンチマンと戦おう
S. Tachibana
「プレジデント・オンライン」(2018年5月9日付)のコラム「自慢していないのに、自慢と取られる行動 優秀な人ほど、陰口を叩かれている」に以下の一節がある――。 「『ねたみや嫉妬』を避けたいのなら…
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【時事解読】ゴーン王国崩壊(3)~ルサンチマンに遡源する復讐情念
S. Tachibana
<前回> 「制裁願望」をくすぐるのは無論メディアである。週刊誌や最近一部週刊誌化した報道機関も視聴率やなんとか率という商業目的で動き出す。誤解のないようにお願いしたい。私はこれらの現象を批判している…
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【時事解読】ゴーン王国崩壊(2)~「みんな」と「制裁願望」
S. Tachibana
<前回> あるゆる成功は必ず「みんなが頑張ってくれたおかげです」という日本的な低姿勢が求められる日本社会においては、ゴーン氏の異色の存在と振舞いは日産社内のみならず、日本社会全体との非親和性、いやミ…
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【時事解読】ゴーン王国崩壊(1)~独裁者の功罪と日産の蘇生
S. Tachibana
ゴーン植民王国から、日産自動車は見事に独立を果たした。これからの日産は「日本的経営」に戻るとすれば、グローバル競争を勝ち抜くことができるのだろうか。という懸念がある。しかし、私は別の懸念をもっている…
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話題の本「日本国紀」、読後ならぬ未読感想
S. Tachibana
予想通り、一大センセーション巻き起こす「日本国紀」は早速も賛否両論に分かれた。 私はこの本、買っていない。買うつもりもない。あまりにもあまりにも、膨大な内容を一冊に納めても、私自身の消化能力がとて…
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【視点】禁欲的な資本主義の逆説、そして中国人富裕層経営者の哲学ブーム
S. Tachibana
現在の中国は、あたかも資本主義であるかのように見えても、本質的な矛盾を抱えている。 マックス・ヴェーバーはその著作「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」で、次のように示唆している――。資本…
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社長は全社員を幸せにしてはならない
S. Tachibana
社長は全社員を幸せにすることはできない。する必要もない。してはならない。 社長は優秀な社員を幸せにし、永く働く心を植え付ける。その一方、ぶら下がり社員を決して幸せにしてはいけない。居心地を悪くし1…
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【視点】理想主義者と現実主義者、解雇をしたくなければ解雇できるようにしておこう
S. Tachibana
哲学者を大きく、「理想主義者」と「現実主義者」に分けることができよう。 普通の人間だって、同じように分けることができる。普通の人間一人ひとり、知らないうちに哲学しながら人生をやっているわけだからで…
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【時事解読】「前科一犯」の外国人と「正義」社会の日本
S. Tachibana
日産のゴーン会長が逮捕された。一連の報道を精読していると、いくつか疑点が浮上した。 まず、必ずしも「脱税」とは限らない。容疑は脱税ではなく、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)。一部の報…
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