シンガポールとは?徹底した実利主義の国家づくり
S. Tachibana
<前回> シンガポールとは何か、あるいは、シンガポールとはどんな国か。といった質問には、なかなか答えるのが難しい。自分なりの感想を率直にいうならば、「実利主義に徹した国家」としか表現できない。 ま…
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「希望の扉」に希望託す、自己欺瞞の蜃気楼
S. Tachibana
<前回> 赤道直下のシンガポールは明るい。そんな明るいシンガポールの暗黒な歴史を見せてくれる場所がある。チャイムスのビクトリア・ストリート沿いの塀に、「希望の扉」(Gate of Hope)というド…
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プラナカンとシンガポール人、文化を超越したイデオロギー
S. Tachibana
<前回> プラナカン博物館の見学は、シンガポール滞在中のメイン予定の1つである。 「プラナカン」とは広義的に、欧米列強による統治下にあったマレー半島や東南アジア地域に、15世紀後半から数世紀にわた…
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他者はどうなっているか、横並びでマジョリティ沈没
S. Tachibana
出張は、特に企業の経営幹部と対面する機会が増える。日本企業の経営幹部は概ね2つのカテゴリーに分類できる――。 「他社はどうなっているか」に関心をもつグループと、「自社はどうあるべきか」に関心をもつ…
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頑張って報われるか、いろんな頑張り方
S. Tachibana
頑張る。日本人ほどこの言葉を好む民族はほかにない。頑張るって手段であって、目的ではない。では目的は? 「どうせ頑張っても報われない」。この一言から読み取れる。要するに、「報われるために頑張る」とい…
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ジャッキーとロッキー、伝統武術の政治化にブーメランか
S. Tachibana
西洋格闘技に20秒で惨敗した中国伝統武術の動画。最近ネット上で話題になっているし、「日経ビジネスOnline」も取り上げている。 西洋格闘技と中国伝統武術が同じ土俵で戦う。試合の合理性を別として、…
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【時事解読】軍事技術やらない、「悪に手を貸すな」論理の倒錯
S. Tachibana
科学者の代表機関である日本学術会議は3月24日、幹事会を開き、軍事目的のための科学研究をしないことを掲げた従来方針を継承する新声明を決定した(3月24日付「日本経済新聞」)。 悪に手を貸さないとい…
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お世辞下手でも食い繋げる方法は?逆説的な逃避行
S. Tachibana
私はお世辞が下手な人だ。下手なことが上達するよう努力しても、しょせんお世辞の上手な人には勝てない。 世の中、お世辞上手な人が多すぎて、私は到底勝ち目がないことに気付いたのだった。まずサラリーマンと…
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小麦粉・祭り・絞首台、統治三原則の実践論
S. Tachibana
「Farina(小麦粉)」「Festa(祭り)」「Forca(絞首台)」という「3つのF」、人民を治める三大原則として、ナポリ王国のブルボン王朝に起源する。 ・・・・・(本稿は顧客向けレポートに転…
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