【時事解読】トランプ時代(3)~希望的観測とコンティンジェンシープラン
S. Tachibana
<前回> 世界が驚いている。専門家たちが仰天する。まさかの、いや、またかの「未曾有」や「予想外」。 事前は誰が当選するか、事後はなぜ勝った負けたか。この手の議論や分析で賑わう。当座の実務上ではほと…
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【時事解読】トランプ時代(2)~阿呆の作法踏み外しと筋悪な邪論
S. Tachibana
<前回> 東洋学園大学教授・櫻田淳氏が2016年3月22日付産経新聞「正論」で、「踊る阿呆」と「見る阿呆」という喩えで「耐え難いトランプの無知と錯誤」「トランプ候補の言動は、『踊る阿呆』としての作法…
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【時事解読】トランプ時代(1)~半票の擬似有権者、賢者愚者よりも適者
S. Tachibana
季節柄、トランプ氏の予想外の当選。その話が自然に題材になるから、数回分けて書こう。 有名な国際政治学者某氏がひどく落胆している。彼の昨日午後のフェイスブック記事を追っていくと、ヒラリー氏に託された…
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競争抹殺の愚挙、閉塞と孤立は帝国主義のリスクを孕む
S. Tachibana
新自由主義、資本主義制度下の過激な競争社会から、帝国主義に発展するという論があるようだ。 もし、この論が成立するなら、その前提はたった1つ。グローバル競争を遮断しようという反競争政策から生まれる国…
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悪くも資本主義は終着駅、バラ色の将来への賭け
S. Tachibana
「いまの社会が行き詰まる」「資本主義は崩壊する」……。 最近、このような言説が一部見られるようになった。そこで、「資本主義が崩壊したら、何主義になるの、共産主義か」と私が問い詰めると、大体ベーシッ…
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マイスタージンガー、自分の中に生きる唯一神を司れ!
S. Tachibana
ワーグナーの「マイスタージンガー」を聴くたびに、勇気づけられる。 夢語りの空虚さも、郷愁的な空虚さもない。ただひたすら勇猛な前進のみ、その単一価値の高貴さを謳歌する。たとえニヒリズムであっても、い…
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【時事解読】マレーシアはチャイナマネーに頼るな、マハティール氏が警告
S. Tachibana
「マレーシアは、中国からの借金に頼りすぎ。単一の債権者から巨額の借り入れをすれば、我が国の政治に対する影響は必至だ」 中国の台頭に一貫して容認・親和的姿勢だった、マハティール元マレーシア首相もつい…
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【視点】「だから肩こるんだよ」、当事者目線の肩こり哲学
S. Tachibana
パソコン作業のしすぎ。肩こりと右腕こりがひどいので、マッサージに行った。 「ああー、ひどい。筋肉が一面と全部ガチガチ固まっているじゃないか。何でもっと早く来ないのですか」と、マッサージ師が真剣だ。…
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「互酬人」と「経済人」の話
S. Tachibana
読者から興味深いコメントが寄せられたので、以下抜粋転載する。 人は生きて行く上で、友達、学校、コミュニティ、職場といった環境を非常に意識しています。これを行動経済学では「参照グループ」と言います。…
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