がんの話(4)~死に方と生き方、医療情弱脱出の自己防衛
S. Tachibana
<前回> がん患者にとって、最終的な判断と意思決定を形成するうえで、多岐にわたる医療情報を入手し、理解する必要がある。 インフォームド・コンセント(正しい情報を得た上での合意)は言われて久しい。法…
続きを読む
続きを読む
がんの話(3)~「治療」という商品が悪魔に変身した日
S. Tachibana
<前回> 問題の焦点が「治療」に移ってくる。「治療」は医療業者の主力商品である。消費者が役に立たない商品を衝動買いした場合、クーリングオフ制度で業者に返却したり、あるいはそれができなくとも、代金を捨…
続きを読む
続きを読む
がんの話(2)~「早期発見・早期治療」の誤謬、常識を疑え
S. Tachibana
<前回> がんについて、「早期発見・早期治療」がもはや世の常識。さて、この常識は果たしてどこにも通用する真理であろうか。 目的と手段ベースで考えれば分かりやすい。がんを早期発見すれば、早期治療でき…
続きを読む
続きを読む
がんの話(1)~がんがなくなったら困る、がん産業の構図
S. Tachibana
決してリゾートに似合わない一冊を、プーケット休暇中のビーチで読んだ――「患者よ、がんと闘うな」(近藤誠) 「早期発見・早期治療」「定期のがん検診」「積極治療」・・・。言ってみれば、がんと闘うこと全…
続きを読む
続きを読む
人間の5つの自由、立花流の自由論
S. Tachibana
人間にとって、自由を手に入れることは、幸せの源泉である。思うには、人間には5つの自由がある――。時間の自由、場所の自由、金銭の自由、言論の自由、そして思考の自由。 時間の自由――。自分で支配できる…
続きを読む
続きを読む
私は一度死んだ人間だ、2年前のあの事件を思う出す日
S. Tachibana
2年前の今日、2014年3月8日。私はマレーシア航空北京行きMH370便から、上海行きのMH386便に変更し、乗り込んだ。 2014年3月8日上海行便の搭乗券が一生の記念になる 私が上海に到着した…
続きを読む
続きを読む
トランプ氏人気の裏、感性が理性に勝つシープル国民時代
S. Tachibana
米大統領選挙、トランプ氏の健闘は誰もが想像しなかったことだ。大衆煽動といわれても、大衆が煽動されてしまえば勝ち。民主主義は理性を担保する制度ではない。 ある面白い、逆説的な現象だが、億万長者のトラ…
続きを読む
続きを読む
自尊心擽る「激将法」、戦意煽る二者択一からの発展的延長
S. Tachibana
面白い書き込みがあった。一昨日マナーの悪いセミナー参加者を精査して実名付きで公表するという私の投稿に、「男らしい。気に入らない企業は片っ端から公表してください。尻すぼみにならないようにお願いします。…
続きを読む
続きを読む
問題解決の副産物、いやな問題に価値を見出すプロの姿
S. Tachibana
海外には、いろんな日本人がいる。問題から逃げ、保身的でダメな日本人もいれば、問題に立ち向かい、献身的で立派な日本人もいる。 出張最終日、土曜日の夜、シェラトン上海虹橋ホテル日本人マネージャー徳永さ…
続きを読む
続きを読む