【時事解読】日大アメフト事件(2)~日本人の自己投影と感情移入
S. Tachibana
<前回> 大方の日本人は無意識に、自分自身のことを宮川選手に投影し、感情移入してしまったのである。日本型の組織や共同体のなかにある実像として、あまりにも一致して重なって見えるからだ――。 上級者の…
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【時事解読】北核容認の時代へ、米朝首脳会談キャンセルのインパクト
S. Tachibana
期待されていた米朝首脳会談は、米トランプ大統領によってキャンセルされた。 予測通りのことではあるが、まず1つの大きなインパクトをいうと、米国の対北戦争発動という選択肢がほぼ消え去ったことだ。理由を…
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【時事解読】日大アメフト事件(1)~日本人の思考停止は危険水域
S. Tachibana
ここのところ、日本国内のメディアを騒がせたのは、日本大学アメリカンフットボール部の反則タックル事件であった。それに便乗してソーシャルメディアでは大衆の罵声が飛び交った。 正義の声が渦巻く日本社会を…
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【時事解読】吃驚仰天のマレーシア政権交代、なぜ華人票が「反中派」に行ったのか
S. Tachibana
今回マレーシアの総選挙。結果的にびっくり仰天の野党連合の過半数獲得、マハティール氏の大勝で政権交代になった。 一般的に日本人の間では、華人票は親中のナジブ氏に投じられるだろうと見られがちだが、私は…
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【時事解読】悪化の一途、在中日系企業の内部文書流出と情報漏洩
S. Tachibana
在中日系企業の内部文書の流出、情報漏洩が止まらない。3月1日付けの「日本経済新聞」記事を一部抜粋引用する――。 「日本企業の文書が掲載されているのは中国の検索サービス大手、百度(バイドゥ)が運営す…
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【時事解読】帝王的君主とサラリーマン大統領、半島統一の悪夢
S. Tachibana
遅ればせながら、南北首脳会談のことを少し書こう。 まず、「歴史的瞬間」とか、そういうことを書いているジャーナリストはよほどの善良な理想主義者か、あるいは無知の塊かのどっちかだ。それが歴史的瞬間とい…
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【時事解読】毒あっても河豚は食える、中国のブロックチェーン戦略
S. Tachibana
ほとんど日本では報じられていないが、注目に値するニュースがある。 4月9日に行われた浙江省・杭州ブロックチェーン工業団地の開所式中に、100億元規模のブロックチェーン・イノベーション・ファンドの創…
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【時事解読】これも取引、漁色放蕩の色事師ならセクハラにならん
S. Tachibana
セクハラ、セクハラ。日本国内では、「セクハラ」が国民的キーワードになった。女性記者にセクハラ発言を繰り返したと報じられて辞任した財務省の福田淳一・前事務次官がその当事者であった。 そもそも、セクハ…
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【時事解読】香港の北京語化キャンペーン、権力に善悪なし
S. Tachibana
香港は「推普」キャンペーンが凄まじい。「推普」とは、普通話(北京語)を押し広げること。 一部の幼稚園では、香港人の「母語」である広東語の使用を禁止し、広東語を喋った子をタレコミするよう、園児の相互…
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