【視点】我が輩は愚民である、1万円札の福翁との対話
S. Tachibana
今週は立て続けに福澤諭吉の話。なぜ日本円の最高額1万円札の肖像画に福翁が採用されたのか。 福澤諭吉の論旨を整理すると、「学問によって差がつく」ことの是認、「他力本願」への批判、「独立自尊」の提唱と…
続きを読む
続きを読む
【視点】愚民の上に苛き政府あり、福澤諭吉「愚民論」と他者依存
S. Tachibana
引き続き福澤諭吉「学問のすすめ」――。 「西洋の諺に『愚民の上に苛き政府あり』とはこのことなり。こは政府の苛きにあらず、愚民のみずから招く災なり。愚民の上に苛き政府あれば、良民の上には良き政府…
続きを読む
続きを読む
新時代の学校と企業(2)~人的資源サプライチェーンの再構築
S. Tachibana
<前回> ライフチェーンの後方において、定年の消滅や終身現役の要請が出てくれば、ライフチェーン前方の内容も本質的に変わってくる。学校や企業のあり方、学校と企業の関係、すべて変わる。また変わらなければ…
続きを読む
続きを読む
新時代の学校と企業(1)~年金制度の崩壊と「生き方改革」
S. Tachibana
時代が変わった。学校と企業の関係も変わってくる。変わらなければならなくなる。 学校を卒業して企業に就職し、そしてと数十年のサラリーマン人生を経て定年し、老後を過ごす。という従来の「標準型」人生ステ…
続きを読む
続きを読む
海外進出と撤退、利と美の関係を逆転させる耽美主義の罠
S. Tachibana
海外市場の進出と撤退は、コインの裏表のようなものだと、私は考えている。 どうも、日本人は胸を張って「進出」するが、「撤退」となると、なるべく世間に知られないようにしたがる。 そもそも、日本企業の…
続きを読む
続きを読む
【Wedge】ゴーン独裁者への制裁願望、ルサンチマンに遡源する復讐情念
S. Tachibana
ゴーン植民王国から、日産自動車は見事に独立を果たした。これからの日産は「日本的経営」に戻るとすれば、グローバル競争を勝ち抜くことができるのだろうか。という懸念がある。しかし、私は別の懸念をもっている…
続きを読む
続きを読む
【視点】民主主義も独裁も格差生む、その違いとは?
S. Tachibana
生存競争から格差が生まれ、最終的に適者生存という結果になる。資本主義があたかもその元凶であるかのように見え、またそこで民主主義までいつのまにか引っ張り出されてしまう。同じ格差だったら、では民主主義で…
続きを読む
続きを読む
【時事解読】ねたみと嫉妬が国家を滅ぼす、ルサンチマンと戦おう
S. Tachibana
「プレジデント・オンライン」(2018年5月9日付)のコラム「自慢していないのに、自慢と取られる行動 優秀な人ほど、陰口を叩かれている」に以下の一節がある――。 「『ねたみや嫉妬』を避けたいのなら…
続きを読む
続きを読む
【Wedge】アフリカでの日中ビジネス戦(後編)
S. Tachibana
<前編> ● 論理的な誤認 「中国人の方ですよね」。――ビクトリアフォールズ国際空港の出発保安検査場では、たまたま前に並んでいた白人夫婦と目線が合ったので、「ハロー」と私が会釈すると、紳士のほうが親し…
続きを読む
続きを読む