人事労務と経営(14)~属人給から属職給へ、賃金制度改革の本丸
S. Tachibana
<前回> 日本企業の賃金構造とそれを裏付ける評価・決定基準に一連の特徴がある。 年功賃金は、年齢、特に勤続年数に評価・決定基準が置かれている。当該従業員がかかわる仕事の量や質への評価が少なく、ある…
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人事労務と経営(13)~女性従業員や非正規雇用者、格差問題の本質とは?
S. Tachibana
<前回> 女性従業員や非正規雇用者の格差問題に触れてみたい。 昨今、女性就業支援策が氾濫している。育休や産休をはじめ、妊活支援からキッズケア支援まで何でもあり。思いつくものはすべて施策リストに上げ…
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分断や棲み分け、「中国の時代」と「グローバル時代」のダブル終焉
S. Tachibana
ついに、WHOが「パンデミック」を宣言。 世界の末日ではないにしても、2つの大きな変化が避けられない。1つは「中国の時代」の終焉。もう1つは「グローバル時代」の終焉。この2つの時代は互いに緊密に絡…
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柔軟雇用、新型コロナ時期における年度内休日の移動運用
S. Tachibana
例として、2月3日北京市政府『新型コロナウイルス感染肺炎の疫病防止コントロール狙撃戦の遂行をよりよく支援するための若干措置』10条「柔軟雇用政策を実施し、企業の年度内休日の総合移動運用を容認する」を…
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【緊急Webセミナー】パンデミック危機における日本企業の対応ポイント<3/16>
S. Tachibana
◤緊急◢ 新型コロナは「パンデミック」! WHOがついに表明した(3月11日)。 日本政府も「緊急事態宣言」法案を決定。世界的サプライチェーンに連なる全ての業界・企業にとっては、世界的危機になって…
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人事労務と経営(12)~企業内教育は個人のサバイバル力を奪う
S. Tachibana
<前回> 既述した通り、日本の終身雇用制の一大特徴としては、新卒の大量採用と緻密な社内教育が挙げられる。特に大企業ほどこの現象が顕著だ。社内教育を総括担当する部門が設けられ、新卒社員からマネージャー…
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サプライチェーンの国内回帰、外資の中国撤退は不可避
S. Tachibana
中国リスクの深刻さを再認識する時期がきた。 2月28日に発表された東京商工リサーチのアンケート調査によると、新型コロナウイルス問題に「対応を取る可能性がある、対応を取っている」と回答した日本企業2…
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人事労務と経営(11)~内外労働市場のメカニズムと「副業解禁」の本質
S. Tachibana
<前回> 「副業解禁」という問題の本質とは何か。労働市場の概念から説明すると、分かりやすい。 資本主義の特徴の1つとして存在する労働市場とは、労働力を商品として、需要と供給をめぐる取引が行われる市…
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人事労務と経営(10)~二重身分の出番、非終身雇用時代の離職防止策
S. Tachibana
<前回> いわゆる雇用調整も、業務処理リソースの配置適正化も、企業による一方的な動作である。逆に企業は受動的な立場に置かれる場面もある。それは従業員の離職、自己都合による離職である。優秀な人材の離職…
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