議論のルール、価値観と美学に基づく「棲み分け」
S. Tachibana
読書のこと、いろいろ書いたが、議論のことにも少し触れてみたい。 私は一方的に議論を打ち切ることがある。先日、「価値観が共有できない人と議論をしない」ということで、私に問い詰める方がおられた。私は、…
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【時事解読】「無知」は「無罪」の根拠とならず、金正男氏殺害意図をめぐる観点
S. Tachibana
金正男氏がクアラルンプール国際空港で暗殺された事件で、マレーシア検察は3月1日、実行犯として逮捕されたベトナム人のドアン・ティ・フオンとインドネシア人のシティ・アイシャの両容疑者を殺人罪で起訴した。…
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単行本と文庫本、どっちがお好き?
S. Tachibana
<前回> 単行本と文庫本、どっちがお好き?私は文庫本のほうが好きだ。自分が執筆した本は立派な単行本になっていて誠に不謹慎なことを言うようだが・・・。 まず私が読みたい本、選びたい本の8割以上が文庫…
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【時事解読】マネーには愛国心なし、中国企業の海外進出で常識を変える
S. Tachibana
「中国製造業、米国での生産が一段と理にかなう時代に」。――2月28日付けのウォール・ストリート・ジャーナルの記事。一見常識外れのような命題だが、現実的には理にかなっているのだ。 中国国内の人件費高…
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読書に旬の味は不要、無知の知から真の知を求める
S. Tachibana
<前回> 思索以前のことで、読書の話にもう少し触れてみたい。どんな本を読むべきか。というよりも、まず読むべきではない本を特定すべきだ。 自分の場合、まず、書店の店頭に平積みされている「ベストセ…
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【時事解読】シェラトン虹橋が錦江傘下入り、外資元祖四半世紀の幕を閉じる
S. Tachibana
1つの時代の終焉――。 外資系ホテルの元祖、上海虹橋地区のランドマークでもある、あのシェラトン上海虹橋ホテル(虹橋喜来登上海太平洋大飯店)は、中国系資本の錦江集団に売却され、来る3月23日付けでス…
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知的好奇心もたざる者の受難時代、思考力と生命力
S. Tachibana
<前回> 読書を乗り越えて、思索の世界へ。さて、日本人の実態はどうだろうか。 OECDの国際成人力調査(PIAAC、2012年版)によると、「新しいことを学ぶのが好きだ」、つまり「知的好奇心」とい…
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読書による精神的弾力性の喪失、呼吸のように思索せよ
S. Tachibana
蔵書数千冊だとか、年に数百冊の書物を読破するとか、読書家は知的感満点で絶対善とされるのが一般的だが、この常識を喝破するのは哲学者のショーペンハウアーであった。 「読書とは他人にものを考えてもらうこ…
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【時事解読】景気悪くても賃上げ青天井の怪、3つの根源とは?
S. Tachibana
2月24日付の日本経済新聞電子版では、「なぜ高い? 中国人社員給与の謎」という記事が掲載された。 記事は、「中国は景気が良いわけでもないのに、都市部のサラリーマンの給料は上がり続けている。中国人サ…
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