キノコとルソン島の辺境
S. Tachibana
うちのフィリピン人メイドがたくさんの大きな、美味しそうなキノコを採ってきた。何という名前のキノコかと彼女に聞いても、名前は分からないが、小さい頃から食べていたので大丈夫だという。図鑑を調べると、ジャ…
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害をもって利をなす、コロナ禍の発想転換
S. Tachibana
紀元前2世紀、小アジアのポントス王国の国王、ミトリダテス6世は、毒殺から身を守るために、致死量に満たない毒を自ら飲み、しかもその量を少しずつ増やしていき、毒の免疫力を得た。これを証明したのは、彼の死…
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「最下位淘汰制度」は不可欠、「救済」と「淘汰」の善悪論
S. Tachibana
「末位淘汰制」――最下位淘汰。中国の人事現場でよく耳にする言葉だ。ベトナムにも似たようなシステムがある。 米GE(ジェネラル・エレクトリック)は、「最下位淘汰」制度を人事戦略の一環と位置付けている…
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無知の知と人間の効用
S. Tachibana
収穫された農産物は、完成品。出荷された工業製品も、完成品。しかし、人間は常に未完成品。死ぬまで未完成品。未完成品ながらも役に立っていくのが、農産物も工業製品もできない、人間ならではの効用だ。 …
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弁護士も大学教授も新聞記者も、消える仕事18種とは?
S. Tachibana
『1億人の「職業地図」』(2021年1月30日号東洋経済)では「消える仕事」18業種がリストアップされた。私はその性質によって3つのグループに分け、一部独自コメントを付け加えた。 <グループ 1>業…
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自然体と自然食、私のペット飼育方針
S. Tachibana
うちでは、ドッグフードやキャットフードを一切やらない。全部手作り食。人間が食べる鶏を使っている。4匹の犬と3匹の猫と人間用には、1週間20羽の鶏を買っている。レストランでも経営しているのではないかと…
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キリン「首が長くて悪かったね」、首短種への逆進化と棲み分け構想
S. Tachibana
<前回> キリンの祖先たちの首があまり長くなかった。少しでも首の長いキリンは木の高いところにある葉を食べられて、生き残ることができた。首の短いキリンが生存競争に負け、自然淘汰を受け、死んでいく。そこ…
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自然淘汰・適者生存、ダーウィンを否定する今西進化論とは?
S. Tachibana
生存競争における自然淘汰・適者生存。そうしたダーウィン進化論を否定する日本人学者今西錦司(故人)。今西が打ち出したのは独自の「種社会の棲み分け」説。私はその「棲み分け」に惹かれて今西学説の本を数冊購…
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