マレーシア移住(42)~金子光晴の日本料理店、ユートピアは成功しない
S. Tachibana
<前回> 私は文学に興味が薄い。詩や小説たる読み物は全く手にしない砂漠の駱駝だ。故に、詩人金子光晴のこともほとんど知らない。マレーシアの南方にあるバトゥパハという小さな街を旅することで、金子の作品に…
続きを読む
続きを読む
舞台のあるとこは美味しくない?レトロ上海料理店の客層
S. Tachibana
噂を聞きつけて、上海出張中に「人和館」というレトロ上海料理店でリサーチも兼ねて夕食を取ることになった。3週間前の予約でやっと席が取れたという人気店。正直、消費者として私の好む店ではない。舞台のあるレ…
続きを読む
続きを読む
マレーシア移住(41)~「NOBU」流商法、王道と邪道の日本料理
S. Tachibana
<前回> 乱暴な仕分けをすると、「NOBU」の料理は2分類できる。1つは、創作系で日本人からすれば邪道までいかなくとも、「非王道的」な日本料理である。もう1つはオーソドックスの王道系日本料理。 ま…
続きを読む
続きを読む
マレーシア移住(40)~マラッカの怪しいポルトガル料理
S. Tachibana
<前回> マラッカの「ポルトガル人居住区」にある「Restoran De Lisbon」というレストランに入り、楽しみにしていたポルトガル料理を食べる。まったく大袈裟な話だ。はっきり言って料理の正体…
続きを読む
続きを読む
マレーシア移住(39)~海外ビジネス、「日本文化の発信」という罠
S. Tachibana
<前回> 海外ビジネスといえば、現地市場に日本の商品・サービスを売り込む。その際に「日本文化の発信」という言葉がよく語られる。実は、その「発信」自体に大きな問題が存在している。 マレーシアの地方都…
続きを読む
続きを読む
マレーシア移住(38)~日本企業がなぜ勝てないか、構造的異質性
S. Tachibana
<前回> 前述したように、アフリカに進出する中国企業・中国人は4つのグループに分類できる。 おさらいすると、第1グループは政府や大手国有企業、つまりスーパーアッパークラスとなる「官」である。第2グ…
続きを読む
続きを読む
マレーシア移住(37)~アフリカを席巻するチャイニーズパワー
S. Tachibana
<前回> 「中国人の方ですよね」。――ビクトリアフォールズ国際空港の出発保安検査場では、たまたま前に並んでいた白人夫婦と目線が合ったので、「ハロー」と私が会釈すると、紳士のほうが親しげに声をかけてき…
続きを読む
続きを読む
マレーシア移住(36)~アフリカ進出、中国人社会の実態
S. Tachibana
<前回> アフリカに進出する中国企業・中国人について概ね以下4つのグループに分類できる――。 まず第1グループは、国家案件の大元締め組織や関係者。それこそ政府間の協定や大手国有企業の関与を中心とす…
続きを読む
続きを読む
マレーシア移住(35)~「二流」成功物語、ザンビアの中国人たち
S. Tachibana
<前回> 2018年5月。居住地のマレーシア・クアラルンプールからは、乗継ぎの時間も入れると22時間。やっと地球のほぼ裏側にたどり着く。今回の南部アフリカの視察先は、ナミビア、ジンバブエ、ボツワナ、…
続きを読む
続きを読む