「一身上の都合」ベトナム vs 中国異なる辞職取扱い(2)~「実体要件」と「手続要件」
S. Tachibana
<前回> (4) ベトナムにおける「一身上の都合による退職」 ベトナム「労働法」第37条では、労働者の辞職の実体要件と手続要件として、次のように定められている。 「労働者が労働契約を一方的に解…
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「一身上の都合」ベトナム vs 中国異なる辞職取扱い(1)~「願い」と「届け」
S. Tachibana
「一身上の都合」――。 日本人なら誰もがお馴染みのセリフ、「自己都合による退職(辞職)」という従業員の意思表明である。しかし、これはベトナムや中国の人事労務管理現場では、だいぶ要件や定義付け、そし…
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軽微な規則違反行為の取り扱い、立証の積み上げが重要
S. Tachibana
重大な就業規則違反は犯さないが、軽微な違反を繰り返す従業員について、その取り扱いはどうしたらいいか。 一々警告書を出していたりするのがめんどくさいから、口頭警告や電子メールだけで済ませると、確固た…
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【Q&A】残業規定不在の「自発的残業」でリスクはないか?
S. Tachibana
【質問】 弊社は事務所職員の残業に対して、特に規定はありません。今までのやり方としては、基本的に平日残業代がなく、週末に残業した人に対して、残業申請書を出してもらい、振替休暇として記録を残します。補…
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【時事解読】在越外国人労働者の強制社会保険義務化、コスト増不可避
S. Tachibana
ベトナムはどこまで中国の真似をするのだろうか。外国人労働者の社会保険加入義務化も、中国にそっくり。 ベトナム労働傷病兵社会省は、ベトナムで就業する外国人労働者の強制社会保険加入を義務化する政令草案…
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ベトナム労働法改正(2)~改正ポイント・政策的方向性
S. Tachibana
<前回> ベトナム労働法改正。企業や雇用者にとって改善か、それとも改悪か。それを語る前にまず「労働法」とは何か、労働法の性質について少々掘り下げてみる必要がある。 労働法というのは、雇用主と労働者…
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【時事解読】定年延長は大問題、役職定年制度の導入が急務
S. Tachibana
中国の法定定年年齢の引き上げ案はほぼ形になった。中国だけの問題ではない、ベトナムも来年の労働法改正で定年年齢の引き上げを政策方向性として確定している。 中国人力資源社会保障部・楊濤副部長は3月12…
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新規赴任者・日本人管理職研修~中国経営の課題と取組みの基本方向 / 中国労働法務・人事管理入門篇
S. Tachibana
恒例の新規赴任者・日本人管理職研修のシーズンになりました。4月23日~24日の両日午後、上海で開催いたします――。「新規赴任者・日本人管理職研修~(1)中国経営の課題と取組みの基本方向 (2)中国労…
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【判例】喫煙行為による懲戒解雇、重大な規則違反に当たるか否かの司法判断
S. Tachibana
【判例】 中国某地Z社でシャワー室管理員を務めていたQさんは、残業中にシャワー室の更衣室で喫煙し、これが重大な規則違反であるとして解雇された。Qさんはこれを不服とし、浴場での喫煙は違反の性質として「…
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