マキアヴェッリ論(6)~働き方改革が不発に終わる理由とは?
S. Tachibana
<前回> 「改革の必要性は、初心にもどることにあるのだが、なぜそれが有益かというと、それがどんな形態をとるにしても共同体であるかぎり、その創設期には必ず、なにか優れたところが存在したはずだからである。…
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マキアヴェッリ論(4)~善意から生まれる悪、性悪説があっての性善説
S. Tachibana
<前回> 「人の為す事業は、動機ではなく、結果から評価されるべきである」(マキアヴェッリ『政略論』) 「人を率いていくほどの者ならば、常に考慮しておくべきことの1つは、人の恨みは悪行からだけでなく善行…
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マキアヴェッリ論(3)~愛されるよりも恐れられよ、経営者の鉄則
S. Tachibana
<前回> 「君主にとっては、愛されるのと恐れられるのとどちらが望ましいであろうか。当然のことながら、ほとんどすべての君主は、両方ともを重ねそなえているのが望ましい、と答えるにちがいない。しかし、・・・…
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【時事解読】愚は癌より怖し、馬雲氏の「賢愚論」雑感
S. Tachibana
「愚というのは、癌よりも怖い。愚は絶対に治らないからだ」 アリババの馬雲(ジャック・マー)会長はダボス会議でこう語った。「私は人を雇う際に、私よりも賢い人を雇うようにしている。4~5年後に私の上司に…
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万人の万人に対する闘争、人間の本性と競争の原理
S. Tachibana
「万人の万人に対する闘争状態」。――ホッブズの「リヴァイアサン」(第1部)を読み終えた。 西洋政治思想・哲学の古典と思って読み出したら、延々と人間論が続く。実はこれはステップバイステップの論証であ…
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凡庸な社員は去れ!ファーウェイはリストラで苦境を乗り越えられるか?
S. Tachibana
ファーウェイの任正非CEOは1月18日付けで立て続けに、総裁弁電子メール006号と007号という2通のメールを全従業員に配信した――「苦しい時期に備え、凡庸な社員を解雇せよ」。穏やかではない。滅多に…
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強弱に善悪なし、底辺から這い上がる機会こそが平等だ
S. Tachibana
「貧困者=善」「弱者=善」というのは、共産主義者の思考回路だ。以前、ある人に言われたことがある。「立花さん、あなた自身が富裕層だから、そういうことを言っていられる」 とんでもない。私も妻もゼロ相続…
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MM2H保有者はマレーシアでビジネスができるのか?
S. Tachibana
MM2Hビザの保有者はマレーシアで就労やビジネスができるのかという問題に、MM2H管轄当局からは以下の見解が示されている。 「The MM2H Pass is a Social Visit Pass…
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善人からよりも悪人からより多く学べ、悪と毒の関係
S. Tachibana
「残念ながらわれわれは、善人からよりも悪人からより多く学ぶものである」。イギリスの哲学者バートランド・ラッセルが残した言葉。 日本の教育は、概ね「悪に学ぶ」ことが欠けているように思える。「学ぶこと…
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