【著書】台湾有事 どうする日本~2027年までに中国の台湾侵奪はあるか(方丈社)


『台湾有事 どうする日本
~2027年までに中国の台湾侵奪はあるか』


共著
立花聡執筆『第7章 日台第一列島線同盟タスクフォースFICATの構築』
東アジア情勢研究会編集・方丈社 2021年7月29日刊行

 2021年3月、米国上院軍事委員会の公聴会で、米インド太平洋軍のデービッドソン司令官は「6年以内に中国が台湾を侵攻する可能性がある」と証言した。日米の外務、防衛閣僚が 集まった「2プラス2」の共同声明でも「閣僚は、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調した」といい、台湾危機を懸念する声が急速に高まっている。

 中国が台湾に侵攻する日はほんとうにやってくるのだろうか。もし台湾有事が現実のものとなれば、日本は対岸の火事ですますことはできない。日本と台湾はどう備えるべきなのか。8人の論客が、防衛、政治、経済、日台間の民間交流の在り方を大胆に提言する。

<ご購入先>
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 ● 紀伊國屋書店
<定価> 1,600円+税 (235頁 ISBN:978-4-908925-81-8)

目次

 ● はじめに
  江口克彦(元参議院議議員、李登輝基金会代表)

 ● 序章 次の100年に向け台湾と日本の民間交流をいかに強化するか
  謝長廷(台北駐日経済文化代表処処長)

 ● 第1章 日米豪印と英「拡大クアッド」の確立と台湾
  河崎眞澄(産経新聞特別論説員)

 ● 第2章 日台が民主主義の発展で国際社会をリードするために
  阿古智子(東京大学教授)

 ● 第3章 中国の海洋侵出を抑止する日台米間の安全保障協力
  髙井晉(日本安全保障戦略研究所所長)

 ● 第4章 台湾の地政学的地位と中国の統一戦略
  樋口譲次(日本戦略研究所研究員)

 ● 第5章 米国インド太平洋軍の台湾防衛
  小野田治前(航空教育集団司令官)

 ● 第6章 李登輝総統が願った「日本版台湾関係法」の実現
  早川友久(李登輝基金会研究員)

 ● 第7章 日台第一列島線同盟タスクフォースFICATの構築
  立花聡(経営コンサルタント)

 ● 第8章 テクノロジーにフォーカスすべき日本と台湾の新外交戦略
  李世暉(国立政治大学教授)

 ● おわりに
  河崎真澄(産経新聞特別論説員)