ピアノと管弦の関係雑考、協奏曲あれこれ
S. Tachibana
ショパンといえば、ピアノ。ショパンの管弦楽系の作曲となると、どうもインパクトがない。そもそも彼は管弦楽が不得意ではないかという見方もある。私もずっとそう思ってきた。 話題になった先般のショパンコン…
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「愛の夢」と「愛の現実」
S. Tachibana
フランツ・リストのピアノ曲『愛の夢(Liebesträume)』は、誰もが知っている名曲。この曲は実はもともとソプラノ向けの歌曲として作曲されたものだった。何よりも、歌詞に興味が沸く。 その歌詞は…
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『田園』と『運命』、ベートーヴェンが残した仕事とは?
S. Tachibana
誰もが知っている名曲、ベートーヴェンの交響曲第6番『田園』と第5番『運命』。実はこの2曲は、同時に作曲され、同時に初演されたものだった。そういう背景もあって、この2曲は「双子の交響曲」とも呼ばれてい…
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「有害である科学的証拠はない」、音楽の聴き方は危ない?
S. Tachibana
いくら自己管理型の仕事だからといって、夏休みはやはり少し休暇らしく過ごしたい。休むのだ。連日、朝早い時間帯に庭に出て、陣取ってマイリゾートを楽しむ。 ホテルでのリゾートは、一定の制限を受ける。たと…
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楽譜が読めない、素人のオペラとクラシック音楽体験談
S. Tachibana
私は楽譜を読めないクラシック音楽愛好家である。クラシック音楽に開眼したのは、30代前半香港駐在中だった。顧客企業である某都銀の日本人A氏がオペラを薦めてくれた。 クラシック音楽はとっつきにくいので…
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新日米中関係の構築、クラシック音楽の作曲技法から見る
S. Tachibana
日本とアメリカの関係は、クラシック音楽に当てはめると、「カノン」と「フーガ」のようなものだ。 「カノン」も「フーガ」も、主題を追いかける作曲法。「カノン」は構成が簡単で後続声部が先行声部を忠実に模…
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悪魔の宿る人生、鬼才ヴァイオリン奏者パガニーニ物語
S. Tachibana
ヴィオラ独奏を伴う交響曲は珍しい。9月29日コンサートのメインは、ベルリオーズの『イタリアのハロルド』。とても興味があった。上演前の指揮者対談、ジャック・バン・スティーン氏 vs 古澤直久氏、これも…
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コンサルタントが生き残るための「サイエンス」と「アート」
S. Tachibana
十数年前、私はやっとコンサル業で少し売れ始めたころ、早速大学院に入り、MBAやロースクールの勉強に取りかかった。その当時のことで、いまでも鮮明に覚えているが、ある顧客企業の日本人経営幹部にこう聞かれ…
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日本人はなぜ短調好きか?時代変遷と音楽の明暗関係
S. Tachibana
音楽の話。日本人ほど短調を好む民族も少ない。日本国内の音楽市場、作曲にかかわる専門家も「短調多用」を素直に認めている。 西洋音楽の多様な旋法はバロック以降、長調と短調の2種類に統合された。長調は完…
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