大衆はこうして扇動されるのだ、ヒトラーから学ぶ技術と芸術
S. Tachibana
2025年夏、今回の国政選挙は、まさに「大衆扇動術」観察・研究の好機だ。 『ヒトラーの大衆扇動術』(許成準著)で述べられた大衆扇動術は今日においても、独裁国家や民主国家に関係なく、使われている。「…
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「目を瞑って投票せよ」と叫ぶ言論人、民主主義を蝕む「動員型保守」の末路
S. Tachibana
投票を呼び掛ける。某メディア編集長がSNS上で投稿した一文――。 「…そこは色々と目を瞑って、今回は何がどうあれ、S氏をお頼み申します」 この一節は、単なる選挙応援の言葉ではない。それは、民…
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<雑論>記号の襟元、バッジ政治が示す知性の劣化 / 愚民と劇場 / 「ねじれ政権」は好都合 / 理解されない言葉と政治の構造 / 食料自給率100%にする / 選択的夫婦別姓
S. Tachibana
● 記号の襟元、バッジ政治が示す知性の劣化 政治家の襟元が賑やかである。リボンバッジ、政党章、花章、支援団体のシンボル……。一見すれば、意思と信念の表明であるかのように見えるが、実態はむしろ「主張な…
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【世界経済評論IMPACT】現代民主主義の全体主義化、毛沢東も真っ青な「文化大革命2.0」
S. Tachibana
<前回> プーチンがこう語った――。 「現代社会では、価値観や意味づけをする空間は、激しい競争に晒されています。人の頭にいかに影響を及ぼすかをめぐり、激しい、アグレッシブな戦いが進行しています。伝…
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「減税」「無税」コール一色の選挙、人気集めのショー
S. Tachibana
2025年の参議院選挙では、多くの野党が「減税」や「無税」を強く打ち出している。 消費税ゼロ、ガソリン税ゼロ、所得税の減免など、一見すると家計にやさしい政策が並んでいる。しかし、税金というものは一…
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マレーシア人事労務基礎(5)~「制度」「仕組み」づくり、人事労務管理の要
S. Tachibana
<前回> 「法内域」と「法外域」という2つの概念を説明しました。「法内域」において、明確な法律条文に従って物事を処理することは、さほど難しくありません。われわれの会社経営には、法律に則っても解決でき…
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マレーシア人事労務基礎(4)~問題解決に先立って、「法内域」と「法外域」の区分
S. Tachibana
<前回> 人事労務問題と言えば、労働法・雇用法。法律と言えば、弁護士。まずは弁護士と相談してアドバイスをもらい、そこで解決方法を考えていくのが一般的です。しかし、すべての問題に弁護士が適切なアドバイ…
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人材分類と組織内力学~4種類の人間の組み合わせ
S. Tachibana
● 人は4種類に分類できる 経営と人事において、人材を評価する際、私は人を大きく4つのタイプに分類する。 1. 優秀な善人 2. 平凡な善人 3. 平凡な悪人 4. 優秀な悪人 この分類にお…
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電柱地中化と民主主義制度の取引コスト
S. Tachibana
海外に長く住んでいる私が日本に一時帰国した際、最も違和感を覚えるのは、電柱だらけの都市スカイラインである。都市の景観だけでなく、災害対策の観点からも、電線・電柱の地中化は都市インフラにおける重要な課…
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