マレーシア人事労務基礎(28)~就業規則の章立て、作成要領と注意点
S. Tachibana
<前回> 就業規則ですべての細部を網羅し、規定することは現実的ではありません。すると、どんな状況が発生しても問題なく対応できるように拡張性と柔軟性のある規則を作りたい。それはかなりのテクニックが必要…
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マレーシアにおけるパートタイム雇用
S. Tachibana
パートタイム雇用や非正規雇用は、マレーシアの現代労働力にとって不可欠な要素となっており、より良いワークライフバランスを求める個人に機会を提供している。従来の9時から5時までの勤務体制は近年大きく変化…
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マレーシア人事労務基礎(24)~非正規の有期雇用、人件費の変動費化できるのか?
S. Tachibana
<前回> 人事権の行使が円滑にできないのは、雇用契約等に縛られているからです。雇用契約は「静態」であり、後日の長期にわたる人事管理は「動態」であるため、「静動相剋」が起きてしまいます。「静動相剋」と…
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マレーシア人事労務基礎(22)~不確実性の時代、柔軟な雇用調整は欠かせない
S. Tachibana
<前回> 世界情勢や市場の変化、景気の変動、危機の発生…予測ができない、不確実性の時代です。企業にとって雇用調整を必要とする場面を想定しなければなりません。 【要旨】 1. 人員配置における雇用調…
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外国人労働者が詐病で失神演技、「病気休暇もっと出せ」医師に強請
S. Tachibana
『外国人労働者が詐病で失神演技、「病気休暇もっと出せ」医師に強請』(2024年6月17日詩華日報)では、マレーシア某診療所の某医師の体験談を報じている――。 医師が外国人労働者に1日の病気休暇証明…
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マレーシア人事労務基礎(17)~「警察ごっこ」やめよ、停職処分も要注意
S. Tachibana
<前回> 内部調査は、懲戒解雇の決定を裏付ける重要な手続である。調査期間中に停職処分とすることがあります。今回は、停職処分および内部調査活動の限界と注意点について解説します。 【要旨】 1. マレ…
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【Q&A】中国・企業内不正、調査期間中の出勤停止命令は可能か?
S. Tachibana
【質問】 当社中国現地法人では、不正事件が発覚し、現在内部調査を進めています。不正行為の疑いがある従業員は従来通り、毎日出勤しているのですが、しばらく出勤停止・自宅謹慎処分にしたい。それはできるので…
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マレーシアの在宅勤務・フレックスタイム制、法制化あり得るか?
S. Tachibana
マレーシアでは、在宅勤務・フレックスタイム制の法制化はあり得るだろうか。 マレーシア社会保護提供諮問協会(SPCAAM)の国際労働顧問カリスタス・アントニー・ダンジェラス氏は、1955年雇用法は当…
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リモートワーク、労働生産性の低下につながる実態と理由
S. Tachibana
リモートワーク(在宅勤務)、労働生産性の低下につながる。マサチューセッツ工科大学(MIT)とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究によると、在宅勤務労働者の生産性は、オフィス勤務の労働者…
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