マレーシア人事労務基礎(26)~長期雇用に短期ポスト、職位任期の運用
S. Tachibana
<前回> 3階建®人事制度では、雇用契約書と職位協議書(POA=Position Offer & Agreement)を別々に2つの書類にして運用します。1階の雇用契約は基本給、2階の職位協議書(P…
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マレーシア人事労務基礎(24)~非正規の有期雇用、人件費の変動費化できるのか?
S. Tachibana
<前回> 人事権の行使が円滑にできないのは、雇用契約等に縛られているからです。雇用契約は「静態」であり、後日の長期にわたる人事管理は「動態」であるため、「静動相剋」が起きてしまいます。「静動相剋」と…
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マレーシア人事労務基礎(23)~人事権行使、減給・配転・一時帰休の運用原理
S. Tachibana
<前回> 雇用調整の際に、可能であれば、固定費にあたる解雇・リストラよりも、まず賞与・業績給の減額、配置転換、一時帰休など変動費の削減で対応したい。実務上、会社は一方的にこれらの措置を講じることがで…
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マレーシア人事労務基礎(22)~不確実性の時代、柔軟な雇用調整は欠かせない
S. Tachibana
<前回> 世界情勢や市場の変化、景気の変動、危機の発生…予測ができない、不確実性の時代です。企業にとって雇用調整を必要とする場面を想定しなければなりません。 【要旨】 1. 人員配置における雇用調…
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マレーシア人事労務基礎(21)~騎楼型経営モデルに学ぶ、人件費の変動費化
S. Tachibana
<前回> 人件費の固定費・変動費問題にもう少し踏み込んでいきたいと思います。人事問題即ち財務問題。すべての人事問題は、雇用法や労務管理の次元にとどまってはいけません。財務を切口にして取り組んでいく必…
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マレーシア人事労務基礎(20)~賃金の区分と賞与の規定、なぜ重要か?
S. Tachibana
<前回> 賃金は、法的規制とコンプライアンス以外に、従業員のモチベーションとパフォーマンスの向上、人材の獲得と定着などに重大な影響を与え、人事労務管理制度において最も重要な部分の1つです。 【要旨】…
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