新「江蘇省労働契約条例」重要ポイント解説(2)~「1回説」「2回説」の争い
S. Tachibana
<前回> 第18条 「中華人民共和国労働契約法」実施後に、雇用単位と労働者が2回の固定期間労働契約を連続して締結し、かつ労働者に「中華人民共和国労働契約法」第39条並びに第40条第(1)項及び第(2)…
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新「江蘇省労働契約条例」重要ポイント解説(1)~終了や解除ならぬ「労働契約の中止」とは何か?
S. Tachibana
江蘇省第11回人民代表大会が2013年1月15日付けで、新「江蘇省労働契約条例」(改正法、以下、「新条例」という)を通過した。「労働契約法」施行後初の地方法規改正法として、一部の内容に対し独自の解釈…
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労働契約法改正法66条「臨・補・代」3要件の解釈について、経緯と文脈の考察
S. Tachibana
この度の「労働契約法」改正法の目玉は言うまでもなく66条で、労務派遣の「臨時性」「補助性」及び「代替性」の3要件の解釈である。 従来の「労務派遣は、一般に、臨時的、補助的又は代替的な業務職位におい…
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【Q&A】セミナー・研修会Q&A集
S. Tachibana
【Q】現在、3000元、5000元、8000元の従業員の給与が分かれています。今後、集団契約をする場合(まだ実施していません)少なくとも3000元で「交渉用給」ですか。また、エリス・コンサルティング提…
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バカ役人と賃上げ音痴労働組合の悲劇
S. Tachibana
江蘇省J市K社の来社。 集団労働契約の締結と賃金制度改正の打ち合わせ。当社が用意した集団契約案がJ市の労働局に却下され、J市労働局と総工会指定雛形の使用を求められたという。 考えれば可笑しなこと…
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「天津市企業賃金集団協議条例」を例に、賃金団交制度を解説
S. Tachibana
● 「賃金集団協議」の背景 「賃金の集団協議」、つまり「賃金の団体交渉」、いまや中国の労働現場のトレンドになっている。 従来企業の経営者、いわゆる「老板」の専権事項である賃金の決定は、どんでん返し…
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「善」よりも「悪」が得する労働現場では・・・
S. Tachibana
10年選手で無固定労働契約を回避する方法は?なるべく短い固定期間契約を繰り返す方法は?スムーズに従業員を解雇する方法?・・・ 本日の上海セミナーでは、増設された会場は70名近くの参加者で埋まり、こ…
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松下北京篭城事件、従業員400名が工場を包囲
S. Tachibana
「補償が少ない」 協議離職に不満が噴出。抗議に乗り出した400余名の松下の従業員が工場前に集結してはゲートを封鎖し、日本人管理職の外出を妨害する。(訳注:中国では、「Panasonic」ではなく、…
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【Q&A】10年以内なら固定期間契約何回でもOK、その具体的な運用は?
S. Tachibana
【質問】 1回、2回契約について、①「運用の仕方によっては10年以内の場合5回でも6回でも無固定にしないことが可」とのことですが、どのように運用するのか?(セミナーの内容)シーメンス判例について②「…
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