【視点】ラマダン明け雑想、イスラム教と毛沢東思想の仮想敵理論
S. Tachibana
私が住むマレーシアでは、ムスリム(イスラム教徒)のラマダン(断食月)が終了し、祝祭期間に入った。 断食の飢えから脱出し、夜花火を打ち上げたり家族団欒の楽しいひと時を過ごす様子は微笑ましい。 断食と…
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ピッという瞬間に失われるもの、札を握りしめる感の哲理
S. Tachibana
先日、上海出張中ホテルから空港へ向かうタクシーの中での出来事――。 40代後半の男性運転手だった。話はエアコンが効かないことから始まる。冷気が後部座席に届かず、運転席にこもるのは車内強盗防止柵たる…
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【視点】海外労務管理現場の要訣、「勤勉」前提を放棄せよ
S. Tachibana
生まれつきの勤勉はあるのか。 私はノーだと思う。人間の本性は怠惰だ。あるいは勤勉と怠惰の両側面を同時に持ち合わせている。食べていくために、とにかく勤勉でなければならない。サボれるところは、サボる。…
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【事例】「私は何も見てません」、従業員違反行為の庇い合い
S. Tachibana
中国やベトナムの管理現場では、従業員同士の庇い合いによって、違反行為がなぜ摘発、矯正されないことが多い。なぜだろうか。 「仕事中にインターネットでショッピングをやったり、ゲームに興じたりさぼって遊…
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「詭弁」は悪か?「論点のすり替え」のプラス思考とプラス運用
S. Tachibana
中国やベトナムの経営現場では、よく「論点のすり替え」に出会う。 「論点のすり替え」。俗称「詭弁」というが、いろんな形態がある。1つの例を挙げると、スピード違反で警察に捕まった違反者がこう詭弁する―…
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【時事解読】本物品質の偽商品に需用旺盛、ベトナム市場の風景と連想
S. Tachibana
「生産地やブランドをかたった『偽商品』がベトナムで横行している。隣国中国から流入しているとみられ、当局が取り締まりを強化。ただ、本物に近い品質を持つこともある安価な偽商品は根強い『需要』に支えられて…
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【Q&A】グループ企業間の人員の相互融通、留意点は?
S. Tachibana
【質問】 中国某地域において複数の生産拠点を構えています。受注が不安定で各生産拠点の稼働率も流動的でばらつきがあって、バランスが取れていません。各拠点ごとの固定費が大きく、経営が圧迫されています。現…
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学歴給はこうして労働現場をダメにしてしまう
S. Tachibana
中国やベトナムの日系企業では、学歴給を設けているケースが多い。中卒いくら、高卒いくら、大卒いくらと、賃金テーブルに書き込む際に、そもそも学歴によって明確に賃金に格差を付け、それを明文化することは、各…
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【時事解読】甘い汁をよそ者に吸わせない、海南島免税政策強化へ
S. Tachibana
海南島の免税政策に中国政府は注力している。 「離島免税ショッピング」は、その肝入り政策として2011年4月20日の実施から4回目の調整を迎え、対象購入額は当初の5000元から1万6000元に引き上…
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