セミナーの準備作業

 明日は、水野さんとの合同セミナーです。申込者は、400名近くで、かなり大型になってしまいました。予定より100名ほどの超過で、上海賓館の会場は、一部のテーブルを撤去するしかありません。半分「クラスルーム式」半分「シアター式」です。

 これくらいの規模なら、本来は花園飯店(オークラガーデンホテル)のグランドボールホールが妥当でしょうが、私も水野さんも、中小までもいかない、ただの零細企業ですから、予算面の問題もあって、どうかお許しください。

 400名の前で話をするのが、結構緊張します。いつもの研修クラスでは、100名を超えることはありません。私は、講演原稿を一切見ない主義です。そもそも原稿の準備もしていません。少し前、パワーポイントも嫌いで、使わずに紙のレジュメ資料だけ配って話をしていました。で、日本人の場合、目線を合わせるのがあまり得意でないせいか、資料があると、私の方を見ずに資料ばかり見てしまいます。いま何ページの何行目だと私がいうと、なおさら文字を追っかけるようになります。なるべく、皆さんの目線を感じながら、話を進めたいので、パワーポイントに切り替えました。ポインターでスクリーンに指していたりすると、ちゃんと目線が来ます。

 大規模のセミナーですと、パワーポイントの製作はがらりと風格を変えます。文字をなるべく大きくするだけでなく、画像も多めに使います。事前に、スクリーンのサイズも後方座席の可視度も確認します。300~400名のセミナーで、後方の数列は、よほど目の良い方でないと、かなり見づらい。配布した紙の資料を見れば済むといえばそこまでですが、なるべく目線コンタクトを取りたいので、話のしかたなど、いろいろ工夫するしかありません。

 というわけで、準備作業を進めています。