ケニア(15)~大蛇遭遇、アドベンチャーたっぷりの滞在

<前回>

 「あっ、蛇だ」

 泊まっているテントから数メートル先の地上には、大蛇がいる。身長は何と4~5メートル、太もも以上の太さという大蛇。

86309_286309b_2大蛇だ!泊まっているテントのすぐ前にアフリカニシキヘビが

 いやいや動物園でしか見る機会のない大蛇が身近にいることは、いかにワイルドなことだろう。あとで聞いたのだが、アフリカニシキヘビだった。サハラ以南のアフリカに分布するアフリカニシキヘビはアフリカ本土でもっとも大きい蛇であって、毒はないが、大蛇の中でも最も危険とされている種類だ。2000年6月にもケニアで人が呑み込まれた事件が起こっている。

86309_386309b_3ガイドのモーゼスさんに別れを告げる、マサイマラ空港(滑走路)にて

 アフリカニシキヘビは植物の生い茂ったサバンナに棲み、川や湖、湿地近くにいることが多い。テントの近くに小さな川が流れているので、そこがこの大蛇の住まいだったかもしれない。

86309_4さよなら、マサイマラ

 いろんな体験、アドベンチャーたっぷりのマサイマラ滞在が終わった。お世話になったスタッフたちに別れを告げ、再びナイロビへ戻る。

<次回>