2回目固定期間労働契約の取り扱い(7)~事例と疑問、無固定期間労働関係の取り扱い実務あれこれ
S. Tachibana
<前回> 【事例1】 張さんはA社の技術人員で、2006年に入社した。2008年1月1日に「労働契約法」が施行されたため、張さんは改めてA社と労働契約を結び、2009年1月1日に2回目の契約を更新し…
続きを読む
続きを読む
2回目固定期間労働契約の取り扱い(6)~更新条件改悪による無固定期間労働契約回避、適法性と運用
S. Tachibana
<前回> 2012年8月に公表された「広東省高級人民法院・広東省労働人事紛争仲裁委員会・労働人事紛争案件審理の若干の問題に関する座談会紀要」(以下、「広東紀要」という)が、2回目の固定期間労働契約に…
続きを読む
続きを読む
2回目固定期間労働契約の取り扱い(5)~「1回説」定論化か、広東省高裁解釈で2回目労働契約終了権を否定
S. Tachibana
<前回> 2012年8月に公表された「広東省高級人民法院・広東省労働人事紛争仲裁委員会・労働人事紛争案件審理の若干の問題に関する座談会紀要」(以下、「広東紀要」という)が、固定期間労働契約の「1回説…
続きを読む
続きを読む
2回目固定期間労働契約の取り扱い(4)~3回目は必ず無固定期間労働契約を締結しなければならないのか?
S. Tachibana
<前回> 2回目の労働契約の期間満了時点で、雇用単位に終了権はあるのか。「固定期間労働契約を2回続けて締結し」という文言の解釈については、現在、「南派」と「北派」の二つの見解に分かれている。 【事例…
続きを読む
続きを読む
2回目固定期間労働契約の取り扱い(3)~【判例】2回目労働契約終了で会社勝訴、賃金条件の不合意なら無固定期間契約なし
S. Tachibana
<前回> 【判例】 深圳C社の事例である。労働者Dさんの2回目の固定期間労働契約の満期を迎え、C社はDさんとの3回目の契約に無固定期間労働契約を締結することに同意している。労働契約の満期に伴い、職位…
続きを読む
続きを読む
2回目固定期間労働契約の取り扱い(2)~【判例】「2回説」否認判決で会社敗訴、無固定期間労働契約の強制締結
S. Tachibana
<前回> 【判例】 深圳A社が2006年8月に労働者羅さんを採用し、2008年1月1日に1年期の固定期間労働契約(第1回目労働契約)を締結した。2009年1月1日、A社と羅さんは労働契約を更新し、第…
続きを読む
続きを読む
2回目固定期間労働契約の取り扱い(1)~広東省 vs 上海市、無固定期間労働契約「1回説」「2回説」
S. Tachibana
中国における2回目の固定期間労働契約はいったい終了できるのか?2020年1月15日(日本語)と16日(中国語 )のWebセミナーの補足資料として、これから数回にわたってシリーズ連載いたします。 ━━…
続きを読む
続きを読む
▶【ビデオ講座】新規赴任者・日本人管理職研修~(1)中国経営の課題と取組みの基本方向 (2)中国労働法務・人事管理入門(C101)(C102)
S. Tachibana
厳しさを増す中国の経営現場――。新規赴任者を含め、在中拠点の日本人管理職の皆様が山積する課題にどう向き合うべきか。総括的な研修で要点を網羅します。まず第1部では、主な経営課題の総括的な棚卸しを行い、…
続きを読む
続きを読む
ベトナムにおける組織変更に伴う部門閉鎖、従業員の雇用・配置調整の取り扱い
S. Tachibana
企業内の組織変更に伴い、特定の部門(部署)を閉鎖することが多い。そのときの雇用調整はどのようにすればいいのか。 (1) 「組織変更」の重大性と濫用防止 「ベトナム労働法」36条10項では、「雇用者…
続きを読む
続きを読む