米議会両院で通過された「香港人権・民主主義法案」に対し、トランプ大統領が拒否権を発動するかもしれないという報道が流れているが、間違っている。
トランプ氏の記者会見(問答)をよく調べると、トランプ氏は、「Veto」(拒否権発動)という言葉を使っていない。トランプ氏が言ったのは、「It is being sent over. We’re going to take a very good look at it」(法案は送られてきたが、われわれはよく吟味する)だった。
ワシントンポスト記事の「Trump says he might veto legislation…」(11月23日付)も、朝日新聞が報じた「トランプ大統領拒否権発動を示唆」(11月23日付)も、フェイクニュースだったことが分かった。
この世のなか、本当にメディアを信用してはいけない。なんでも、一次ソースを自ら視聴することに尽きる。