中国居住権返上、自分の疎外願望に答えて・・・

 私の中国における在留資格が本日2019年11月25日をもって失効する。更新しないことを決め、これで20年に渡る居住権を返上した。

 私は実質的に2013年9月に上海からマレーシアのクアラルンプールに移住し、以来、中国に住んでいなかった。それでも、居住権を持ち続けたのは、出入国の電子ゲートを利用できる利便性もあるが、主に気持ち的な、あるいは感覚的な問題だったからだ。何となく繋がりをもっていると。

 しかし、ここ1~2年はこの気持ちがどんどん薄れるばかりだ。特に今年6月に勃発した香港事件以降、自分のなかに急激かつ本質的な変化があった。中国との繋がりよりも、むしろ疎外感が芽生え、正確に言うと自らの「疎外願望」が強まった。一線を画しておきたい、棲み分けしたい、という願望である。

 中華文化への愛着、中国人友人との友情は、決して共産政権に起源する疎外感に侵食されることはあるまい。これはまったくの別問題だ。顧客企業のビジネスへの支援も従来通りで変わりはない。ただ自分のなかにあるこの微妙な変化に、自分も納得する形で答えるために、1つの句点を打った。

 さよなら。

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