8月2日(日曜)、妻の誕生日。またもや上海ヒルトンホテルのイタリア料理「レオナルド」で夕食になりました。ヒルトンをよく使う理由は、三つあります。一つ、会社から徒歩3分と近いこと。二つ、ホテルの会員で二人で食事すると一人分が無料になること。三つ、「上海シガー倶楽部」の本拠地であるシガーバーがあること。
今日の献立は、以下です。
★ アペリティーヴォ(食前酒)=仏産シャンパン
★ ワイン=豪州産シャルドネ(白ドライ)
★ アンティパスト(前菜)=豪州産和牛カルパッチョ(私)、トマト・モッツァレラサラダ(妻)
★ プリモ・ピアット(1皿目)=ビーフ・パスタ(二人でシェア)
★ セコンド・ピアット(メイン)=ダックの肉料理(私)、鱈の魚料理(妻)
★ コントルノ(付け合わせ)=温野菜の付け合わせ
ここからは、シガーラウンジーに移り、ゆっくりと寛ぎます。
★ ドルチェ(デザート)=チョコレートの盛り合わせとバースデーケーキ
★ ディジェスティーヴォ(食後酒)=モヒート(私)、ブラッディ・マリー(妻)
★ シガー=リブレ・シガー・ラウンジー特製の1本
イタリア料理は、フレンチより私たちアジア人にとって重い料理です。グルメ誌では、よく、「日本人は食べきれないので、フルコースではなく、アンティパスト(前菜)やプリモ・ピアット(1皿目)を飛ばしていきなりメインにするか、又は、プリモ・ピアットにパスタやリゾットなど穀物類を食べておしまいにする」と薦められます。少食の方なら仕方ないのかもしれませんが、ディナーなら、私は断然フルコース派です。
理由を言いますと、料理は物語です。順序に沿って、ストーリーの展開を楽しむことが大切で、また、それは料理人に対する敬意でもあると思っているからです。普通の食欲を持つ日本人でも、献立のアレンジ次第でフルコースを食べることだってできるのです。全体的に、なるべくさらっと軽めの料理にし、また、アンティパストやプリモ・ピアットを二人で一皿ずつ頼んで、シェアするのも良いと思います。無理して一人一皿食べる必要はありません。私のような大食漢でも、一人一皿のフルコースは無理です。あと、パンの食べすぎに要注意。美味しいパンが先に出ると、ついつい食べてしまいます。すると、あとは続きません。
今日のセレクションが最高でした。第二部では、シガータイムを1時間半とゆっくり取れましたので、胃が落ち着きました。
チャオ!