泡飯という貧乏人の食べ物、富裕層はこうして食す
S. Tachibana
<前回> 上海料理に紅焼(ホンシャオ)をはじめとする醤油風味で濃厚系の品が多い。すると、主食はどうしてもあっさりしたものが食べたくなる。そこで「泡飯(パウファン)」の出番となる。和食のお茶漬けに似て…
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上海料理に酔い痴れる日々
S. Tachibana
<前回> 上海出張の楽しみは、上海料理を食べること。以前長い間上海に住んでいた頃は、あまり食べていなかったが、いざ離れてみると、無性に恋しくなる。私が通っているのは、「小実惠」という小さな上海料理店…
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野草や野菜の変身、脇役が主役になる舞台の裏
S. Tachibana
<前回> 上海出張中。早い時間帯に上海料理店「小実惠」に入ると、従業員たちが客席に座り、野菜の下処理に黙々と取り組んでいる。草頭の茎を摘み取るという作業は、さほど技術を要さない。ただ作業に時間がかか…
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舞台のあるとこは美味しくない?レトロ上海料理店の客層
S. Tachibana
噂を聞きつけて、上海出張中に「人和館」というレトロ上海料理店でリサーチも兼ねて夕食を取ることになった。3週間前の予約でやっと席が取れたという人気店。正直、消費者として私の好む店ではない。舞台のあるレ…
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ハノイ出張と食の楽しみ、ベトナム料理は最愛
S. Tachibana
久しぶりのハノイ出張。楽しみはなんといっても、食。私は東南アジア料理のなかで、いちばん好きなのはベトナム料理。タイ料理も嫌いなわけではないが、バリエーションが少なく、私の場合、最終的にグリーンカレー…
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台湾(11)~台北散策、茶藝館は瞑想に適した空間か?
S. Tachibana
<前回> 台湾人友人に勧められてやってきたのは、台北・中正記念堂の裏側にある「小隠茶庵 東門店」という茶藝館。私はワイン同様、お茶についてはほぼ無知同然。普段、何茶何茶と言われても、香りがいいですね…
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台湾(10)~朝からB級全開、台湾式朝食は鹹豆漿から始まる
S. Tachibana
<前回> 1日1食派の私は、旅行中だけは例外で、2食ないし3食を食べるようにしている。台北の朝は早い。なんといっても台湾式朝食を食べずにいられない。朝からタクシーを拾って、台湾人友人に紹介された「世…
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台湾(9)~花蓮の地に溶け込んだセピア色の「日本」、文化浸透の効用
S. Tachibana
<前回> 花蓮の旅。昼食は、「西村の家」で取る。路地裏にひっそりと佇む古い日本建築、古民家風の邸宅レストラン(食堂)は、日本統治時代に遡って、もともと日本人西村氏の家だった。台湾人がこの家を引き継い…
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台湾(7)~花蓮滞在、友人経営の「芝麻開門」で食べる
S. Tachibana
<前回> 花蓮に1泊する。夜は友人溝淵氏が経営する「芝麻開門」で食べる。何よりも四国出身の溝淵氏が出してくれる鰹のたたきが楽しみだ。台湾産の鰹を自分で焼くという本格派。分厚く切ってあり、絶品である。…
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