上海出張が続く。先日の「稲忠」の系列店で、焼肉の「安村」は大繁盛している。ここも中国人客が9割以上。しばらくウォッチしていると、ある面白いことに気付く。ほとんどの中国人が同じ品を注文している――。
和牛のウニ焼き。正確にいうと、焼いた肉のうえに生ウニをトッピングし、海苔で巻いて、山海の旨味を一緒に味わう1品である。和牛とウニがダブルでとろける極上コラボ「ウニク」といったところだろうか。
美味しいとは思うが、キラキラしすぎて、B級人間の自分には合わないので、注文しなかった(写真なし)。ちなみに「ウニク」は、青島産の和牛(霜降雪花牛)と大連産のウニ、完全中国産の食材でまかなっている1品である。