ボランティア教育事業と経済的利益の関係
S. Tachibana
マラヤ大学の副学長からメールが届いた――。「マレーシアからもグローバルリーダーを生み出したい。ご協力をお願いしたい」。この言葉を読んだ瞬間、目頭が熱くなった。死ぬまで食うに困らぬ生活があるならば、あ…
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東洋の神秘がもたらした奇跡、ハナの針灸・漢方治療が続く
S. Tachibana
<前回> 昨年3月、我が家の長女ハナは口腔悪性腫瘍メラノーマと診断された。手術、ワクチン、抗がん剤など、現代医学のあらゆる治療を尽くしたものの、病気の進行を完全に止めることはできなかった。12月下旬…
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庭やプール付きの家、憧れと現実のギャップ
S. Tachibana
庭師が仕事を終えた後、芝や植木の剪定によって生じた草くずや葉がプールに落ちる。風が吹けば、さらに細かいゴミが入り込み、そのまま放置すれば排水ポンプが詰まり、ろ過機能が低下する。そのため、プールに潜り…
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肌寒いマレーシアの数日、焼きと鍋日和
S. Tachibana
この数日、マレーシアにしては珍しく肌寒い日が続いている。普段は温暖湿潤な気候の中、空気が少しひんやりとし、朝晩の風には肌に冷たさを感じることさえある。熱帯の常夏を前提に暮らしていると、こうした気温の…
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2025年、マレーシア在住12年
S. Tachibana
2025年、マレーシア在住12年。 私が20代後半に日本を脱出して31年目に入る。日本は大好きだが、住みたくないし、帰るつもりもない。日本は富士山のように、登るよりも遠くから眺めるほうが美しい…
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2024年大晦日、泳ぎ納めと日常
S. Tachibana
2024年大晦日を迎え、今年の泳ぎ納めを行った。日々の運動習慣は、エアロバイク、筋力トレーニング(1日おき)、水泳を組み合わせた合計2時間の運動を基本としている。これにより、1000キロカロリーの消…
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長女ハナとの最後の日々に寄せて
S. Tachibana
<前回> 本日、長女ハナは悪性腫瘍メラノーマに対する3度目の切除・凍結療法手術を受けた。しかし、腫瘍の広がりは予想以上に早く、複数箇所に拡散していることが判明した。 今年3月にがんの早期発見を受け…
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ゴン太16歳生誕記念日
S. Tachibana
<前回> 16個の団子、あの子の大好きな団子。食べてくれ!涙が止まらない。2024年10月5日、墓前でゴン太16歳生誕記念日を祝う。 あの子がわれわれの心の中でいつまでも生きている。「生誕記念日」…
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失われる田舎の静寂、センチメンタルな日々
S. Tachibana
木々の間を吹き抜ける風、鳥たちのさえずり、花々の笑顔、静けさの中にひとしずく木漏れ日。山の稜線に広がる贅沢な青、空の青さに溶け込み、心を包み込む風景。自然に囲まれた田舎町スレンバンは、喧騒から逃れた…
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