日帰りの蘇州出張で、少し疲れた。20時過ぎ社内会議を終えて、向かったのはこの店。
日本からハンドキャリーという霜降りの肉は、品質が悪くない。30秒ほどさっと焼いて食べると、なかなか美味しい。けれど、お値段も安くない。ハンドキャリーのコストから考えると納得。
特上タンは素晴らしい。薄切りだが、味はしっかりしている。上海でこのレベルの味は上等だ。なんというか、タンを食べる実感が得られる。
ほかの品々、特別な感動が湧かない。ハンドキャリーの肉という要素を取り除いたら、何が残るのだろうと考えると、うん、魂が吹き込まれていないなあと実感する。
タレも一般的なものだ。せっかく美味しい肉を、塩とわさびでいただこうと、期待していた岩塩も出てこなければ、わさびも市販物で肉がいじめられてしまう。
いろいろ、贅沢に言わせてもらったが、悪い店ではない。食後の一服は、帰宅後のCohiba(コイーバ)。ゴン太君が寄ってきたのは、もしや私は和牛臭かった?
(番外編)肉食して帰宅後の一服、匂いを嗅ぎ付けてやってきたのかゴン太君
★炭火焼肉・鐵屋(てつや)
<住所> 上海市虹橋路1665号洛城広場2階B7 【後日移転】
<電話> 021-6209-0253、021-6208-3165
<営業> 17:30~23:00
<予算> 300元~500元/人