午前中は、香港パシフィック・プレイスで買い物。
インド人が経営する洋服仕立専門店「Pacific Custom Tailors」で、スーツ2着、Yシャツ6着を発注。スーツはイタリア製のカシミヤ生地。サービスでネクタイ2本とシャツ1着がついてくる。
洋服仕立専門店「Pacific Custom Tailors」
私は食べ物にうるさいが、着るものには無頓着だ。洋服に関しては10年ぶりの調製だ。上海では何回か作ってみたが、出来上がった洋服がすぐに壊れたりしてあまりにも品質が悪いので、やめた。
続いて、靴屋の「チャーチ(英Church’s)」で靴を一足購入、一足修理。履いている靴は、11年前に同じチャーチの香港店で購入。ボロボロになったが、それをイギリス本店に送って修理・再生してくれるという。
チャーチの靴は一足5000香港ドルから1万香港ドルもする。しかし、修理もしてくれるので、結果的に一足15年ほど履ける。償却換算すると、年間500香港ドル。決して高いとはいえない。しかも、革製品は使い込めば、使い込むほど馴染んでくる。皮の香りもヴィンテージの方が素晴らしい・・・
昼食は、同じパシフィック・プレイス構内にある香港JWマリオットで食べる。
午後は、Kenshin社の木津さんと合流。香港上海銀行で口座開設と彼が所属するGrandtag社で個人年金契約を締結。
18時過ぎ、パシフィック・プレイスの洋服仕立店で仮縫い試着。
夜は、木津さん、そして第一陣で香港に到着した当社の社員らと夕食。湾仔の「東海・海都レストラン」で、季節の黄油蟹を賞味。
あの有名な上海蟹を知っていても、黄油蟹(ウォンヤウハイ)を知らない日本人がほとんど。中国人でも知らない人が多い。
旬は6月から8月頃しか食べられない幻の蟹だ。名前の通り、体中に黄色い油、クリーミーな蟹みそが詰まっている。というよりも、黄色い油が血液だといった方が適切だ。香港の流浮山と中国珠江流域が交わる河口付近でしか獲れない物で、水温が上がったこの時期、産卵期の蟹がかかえた卵が暑さのため溶け、クリーム状になり体全身に回ることから黄油蟹と呼ばれている。
絶品・・・。
食べている間に、第二陣社員も香港到着との一報。明日は社員旅行、香港観光だ。