人生には「明日」が最後だ、「明後日」はない

 11月3日上海開催の「日本脱出!立花聡のマレーシア移住実話で語る裕福な定年生活設計セミナー」には、予想より多くの申し込みが殺到している。

 セミナー参加者は30名近く、セミナー後の懇親会参加者は20名を越えるのが確実だ。マレーシア移住というテーマで、上海で開催してせいぜい10名程度だろうと予想していたが、驚いている。

 日本人が日本で裕福な老後を過ごすために、年金・住宅以外に最低でも4000~5000万円ほどの金融資産が必要だろう。年に数回海外旅行に出かけて趣味にも打ち込み、少々贅沢な生活をしながら、満足できる介護を望むのなら、1億円は欠かせない。

 けれど、今の日本では無理だ。ならば、お金の価値を大きくするしかない。マレーシアがそれを現実にしてくれる唯一の国ではないだろうか。物価水準の差で、2000万円のお金を5000~6000万円にして使え、3000万円あればそれは1億に化けるというのも決して夢ではない。明らかな事実だ。

 日本には家族がいる。サラリーマンでいまは無理。・・・老後のことは老後でやろうと思ったら、間違いなく出遅れる。マレーシアはいまのオーストラリアのように移住のハードルをどんどん引き上げるだろう。だから、今すぐに動き出すことだ・・・

 日本人は明日のために、長い人生、ず~っと、今日を我慢してきた。その「今日」は現役時代40年、「明日」は定年後の20年。さて、あなたの「明日」はちゃんと見えているのだろうか。

 幸せになろう!現実を罵るのではない、運命を嘆くのではない、考えるのではない、願うのではない、祈るのではない、待つのではない、会社や国に期待するのではない。自分と家族の幸せは自分たちで手に入れよう。

 40年の「今日」が犠牲になっても、20年の「明日」は決して犠牲にしない。人生には、「明日」が最後だ。「明後日」はない。