静かな春節だ。
私が住むクアラルンプール郊外の住宅街は住民のほぼ7割が華人だ。しかし、妙に静かだ。昨日の除夕(大晦日)は夜8時頃、散発的な爆竹があるだけで、カウントダウンもないまま夜が静まり返った。
チャイニーズ・ニューイヤー元日。クアラルンプール、快晴、33℃。ここ2週間は毎日1時間の水泳継続中
今朝も元日なのに、朝からは小鳥のさえずりしか聞こえてこない。あの、赤、赤、赤の飾りもなければ、バーン、バーン、バーンの爆竹音もない。
唯一春節らしきものは、家のフィリピン人メイドに「赤い包」を手渡して労をねぎらったことくらい。そして、帰ってくる太陽のような笑顔で心が和む。
そんな穏やかで静かな春節だった。