【時事解読】ILO団結権・団交権条約、ベトナム国会批准へ
S. Tachibana
ベトナムのダン・ティ・ゴック・ティン国家副主席は5月29日、国際労働機関(ILO)の1949年「団結権及び団体交渉権についての原則の適用に関する条約(第98号条約)」の批准案を国会で説明した。第98…
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スト権≠合法スト、ベトナムにおけるストライキ合法性判断のチェックリスト
S. Tachibana
● スト権≠ストライキの合法性 労働者は団結権やストライキ権が保障されているからといって、すべてのストライキが合法であるとは限らない。 まず、これを明確にしないといけない。つまり、ストライキがあっ…
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【時事解読】労働運動ご法度、セカンドユニオンは絶対ダメ!
S. Tachibana
8月18日付「東京新聞」朝刊などでは、中国で独自の労働組合を結成しようとする女性労働者の問題が取り上げられた。 結論からいうと、この労働者がやろうとしていることは法に触れる可能性が高い。中国の「工…
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【事例】ベトナムで頻発、賃金制度改定誘発のストライキ事件
S. Tachibana
【事例】 3月24日、ドンナイ省ビエンホア市にある台湾系靴製造工場・宝成(Pou Chen)社で数千名規模の労働者によるストライキがあった。原因は、同社賃金制度の改定にあったという。 同日朝、同社…
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ベトナム労働法改正(15)~内外分断・利益相反状態形成の原理
S. Tachibana
<前回> 前回は、企業外労働組合や外部介入について述べたが、今回はもう一回企業内に目線を戻し、錯綜する介入に対抗し得る実務対策を考えていきたい。 ● 内外分断・利益相反状態の形成 日本企業として、…
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ベトナム労働法改正(14)~企業外労働組合というモンスター
S. Tachibana
<前回> 前回は、経営者目線から、日本式の労使協調路線を取る企業内労働組合について述べたが、ここからは一旦目線を外に向け、「企業外労働組合」と外部介入を取り上げてみたい。 ● 情報交換の不利益 「…
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ベトナム労働法改正(12)~結社の自由と独立系労働組合の結成
S. Tachibana
<前回> 前回は、TPP「米越付帯決議」の重要ポイントを簡潔に説明し、従来認められていなかったベトナム労働総同盟(VGCL)傘下に入らない独立系労働組合の結成に触れたが、今回は、独立系労働組合の原点…
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ベトナムの労働組合・労働組合法・ストライキ、現状と問題点
S. Tachibana
遡ってベトナムの労働組合が結成されたのは1929年。その後 6回の名称の変更を経て現在のベトナム労働総連合(VGCL=Vietnam General Confederation of Labour)…
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ベトナム労働法改正(10)~労働紛争増加想定の仲裁機能導入
S. Tachibana
<前回> 【政策8】労働紛争増加対策・紛争処理機能の強化 (1) 現行労働法令・関連条文抜粋 「ベトナム労働法」第200条 個別労働争議解決の権限を有する機関・個人 1.労働調停員 2.人民裁判…
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