2回目固定期間労働契約の取り扱い(3)~【判例】2回目労働契約終了で会社勝訴、賃金条件の不合意なら無固定期間契約なし
S. Tachibana
<前回> 【判例】 深圳C社の事例である。労働者Dさんの2回目の固定期間労働契約の満期を迎え、C社はDさんとの3回目の契約に無固定期間労働契約を締結することに同意している。労働契約の満期に伴い、職位…
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2回目固定期間労働契約の取り扱い(2)~【判例】「2回説」否認判決で会社敗訴、無固定期間労働契約の強制締結
S. Tachibana
<前回> 【判例】 深圳A社が2006年8月に労働者羅さんを採用し、2008年1月1日に1年期の固定期間労働契約(第1回目労働契約)を締結した。2009年1月1日、A社と羅さんは労働契約を更新し、第…
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▶【立花レビュー】2019.12.13~中国中央経済工作会議と来年の中国経済・ベトナム改正労働法の落し穴と重大影響 など
S. Tachibana
<第1部> 中央経済工作会議と指導部のメッセージ 来年の中国経済情勢 ルビオ米上院議員の講演で示唆された重要ポイント <第2部> ベトナム労働法改正報道で見落とされた部分 なぜ独立系労働組合…
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【事例】算出基数とは?江蘇省工場移転に伴う経済補償金問題
S. Tachibana
【事例】 江蘇省・常州市の某外資メーカーK公司が、「一部のK公司従業員の労働契約の繰上げ解除に関する通知」を社内に張り出し、公示。原因は、K公司の工場が全体的立ち退きによって移転することになったため…
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ベトナムの第98号条約批准、結社権・団結権・団交権と独立系労働組合の関係
S. Tachibana
ベトナムは2019年6月の国会で、「国際労働機関(ILO)の1949年の団結権及び団体交渉権についての原則適用に関する条約(第98号)の批准に関する決議」(以下、「第98号条約」という)を採択した。…
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【重要速報】改正労働法の目玉、ベトナム独立系労働組合時代へ突入
S. Tachibana
ベトナム、噂だったあの「独立系労働組合」はいよいよ現実になる。 今月に開催されるベトナム国会では、労働法改正案が審議され、可決される見込みだ。今回の改正法の目玉は何といっても、独立系労働組合の結成…
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ベトナム労働現場に暗雲、中国追うも中国より厳しい
S. Tachibana
● 中国を知らずしてベトナムを語るな ベトナムと中国、仲が悪いものの、この2つの国は、驚くほどの類似点を有している。 ベトナムも中国も、同じ儒教思想に統治される国同士である。同じ社会主義国家である…
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【事例】外注委託業務の作業中に突然死、委託者に責任はあるか?
S. Tachibana
2011年5月19日、立山貿易(上海)有限公司(以下「立山」)はGさんと「商品棚設置に関する契約書」を締結した。 これにより、①立山は書面で要請し、Gさんの確認を受けた上で設置の指示指図を行うこと…
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